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昭和42年8月28日から29日にかけて降り続いた雨は、本町で日雨量532ミリを記録し(年間降雨量の4分の1)小国町をはじめ、新潟・山形両県の4市8町に大きな被害を与えました。町内の全河川がはん乱したのをはじめ、各所で土砂くずれが続出し、死者2名を出したほか、家屋の流失・浸水、農地の流失・欠壊、それに交通、通信施設が破壊されるなど未曾有の大災害をもたらしました。その被害額は実に76億4,373万5,000円の巨額にもおよび、当時の小国町の予算の20年分が一夜にして流されました。
泥沼と化した町の復旧から復興へ。この時の町民一人ひとりの心の結集が、今のまちの姿にあらわれています。羽越水害は後世につたえていかなけばならない大きな出来事のひとつです。
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