本文
私たちは、飯豊・朝日の連山に抱かれ、でっかい自然とあったかい人情にはぐくまれた小国町民であることを誇りとし、ぶな文化ふれあいの里づくりをすすめていくために、この憲章を定めます。
オオヤマザクラは、小国町の全域に分布し、春まだ浅いころ、残雪の上に薄赤色の花が咲き乱れ、その風情は格別である。枝が太く丈夫で、冬の厳しい自然条件にも強く、太古から風雪に耐え、幾多の困難を乗り越えてきた小国の町民気質によく似ている。
ブナは、雪のまだ消えないうちに青葉が茂り、おう盛な生命力を見せる樹木。小国の風土はブナの生育に適しており、大地にしっかりと根を張ったブナの木は、郷土のシンボルとして親しまれ、今後の町の発展を象徴している。
うぐいすの声は、早春の山に響き、長い冬の終わりと春の息吹を知らせる。暖かい春の訪れを告げるその鳴き声は、温かい人情の里にふさわしい響きを持っている。
小国町の「小」の字を若鷹に似せてかたどり、若々しい町の息吹を表した。また、上部の『▲』は秀峰飯豊連峰を、輪は町民の和を表している。
きたひろし 作詞 服部公一 作曲
楽譜 [その他のファイル/92KB]
一、輝く山脈、清らかな水のささやき
ぶなは天をつき
岩魚が沢に光る
たくましい大地が
明るい未来をはぐくむ この町よ
今声高くうたう
小国、わが愛の町
二、飯豊は紅葉 かもしかは雪をけたてる
人は湯の香したい
ひととき いこい楽しむ
きびしい季節が
あたたかい心を育てる この町よ
今声高くうたう
小国、わが愛の町
三、朝日連峰、たちこめた霧の上にたつ
ふたたび春はめぐり
とねりこに蝶はおどる
人と自然が
豊かにとけあう この町よ
今声高くうたう
小国、わが愛の町