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現総合センターは施設老朽化と社会情勢の変化やニーズの高まりにより、建て替えが必要となってきた。
そこで次世代にふさわしい新たな拠点施設として、住民の意見を反映しながらの次期総合センター整備計画が進められ、平成30年に基本設計までが完了している。
しかし、計画が進む中で状況が変化してきた。ひとつに、小国町全体における著しい人口減少と少子化があげられる。また、平成27年の水防法改定に伴い、山形県洪水浸水想定区域図の見直しがおこなわれ、平成31年になると横川の最大想定規模の洪水浸水想定区域図が公表された。そして令和2年、最上川氾濫による住宅浸水被害が県内で700棟に及ぶといよいよ水害対策を重視する必要性が高まり、建設計画地とされていた横川沿いの町民広場敷地で問題がないかの検討が成されることとなった。
そこで、各検討段階で整理された内容をふまえた上で、次期総合センター建設計画地に適したより実現可能性の高い土地を検討・選定していくため、本土地利用計画を策定する。