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令和3年度高校魅力化コーディネーター通信

更新日:2023年12月1日更新 印刷ページ表示

挑め、ともに!小国高校魅力化通信

小国高校生や高校魅力化コーディネーターの活動の様子を毎月更新しています。広報おぐににて連載中。

令和3年度活動

3月 白い森未来探究学 地域実践学 マイプロ成果発表会

マイプロ成果発表会の様子1

マイプロ成果発表会の様子2

マイプロ成果発表会の様子3

1月31日、2年生それぞれが1年間取り組んだ「マイプロジェクト」の成果発表を行いました。

生徒は5分科会に分かれ、町内外の協力者10人に講評していただきました。また発表会は、見守ってくださった保護者の皆さまや交流のある他の小規模校のかたがたにも、オンラインでご覧いただきました。

それぞれのテーマは「世界にアニメの魅力を発信する」「イラストレーターになる」「人が繋がるきっかけになる場所作り」「映画を撮る」など、今年も十人十色。1年間の取り組みから得た経験や今後の展望、そして失敗談に至るまで堂々と発表してくれました。

■生徒の声
  • 「1年間のまとめができた。振り返って見ると様々な人にお世話になっていて感謝の気持ちが出てきた。感想を書いてもらうグッジョブカードがあたたかくて嬉しい!」
  • 「自分のやりたいことを外に出してみたら、誰かのNeedsにぶつかるかも」
  • 「感想で共感してくださった大人のかたがいて、グッジョブカードでは3年生のかたが自分の経験と合わせて共感してくれていて、少なからず伝わった人がいて嬉しかった」
  • 「小国町の人、優しすぎ」

2月 3年間お世話になった小国駅に感謝を

JR小国駅で清掃ボランティアの様子1

JR小国駅で清掃ボランティアの様子2

昨年末の12月21日早朝、小国高校3年生の3人(田中陸翔さん、後藤李玖斗さん、大石蓮さん)がJR小国駅で清掃ボランティアを行いました。この3人は全員飯豊中学校出身。毎朝飯豊町内から米坂線を使って小国高校に通学しています。 誰に言われたからでもなく、自主的にこのボランティアを計画した彼らは、待合室をほうきで掃いたり、ベンチを布巾で拭いたりと爽やかな汗を流しました。

ボランティアをしようと思ったきっかけを訊ねると「天候も悪かった日もあったけど、3年間通い続けることができたので感謝の気持ちを伝えたいと思いました。小国駅が少しでもきれいになれば嬉しいです」と大石くんが答えてくれました。  小国高校3学年担任団の一人、松本功紀先生は彼らの活動に対し「毎日使った駅にちゃんと感謝の気持ちを伝えられたのは大切なこと。卒業後もお世話になった人や場所に感謝できる大人になってください」と嬉しそうに語ってました。

1月 「止まってくれて ありがとう」

高校前の国道113号の横断歩道で手作りのパネル(写真)を掲げている様子1

高校前の国道113号の横断歩道で手作りのパネル(写真)を掲げている様子2

小国高校の「白い森未来探究学」で2年生の小松幸恵さんが取り組んでいるマイプロジェクトが山形新聞とYahooニュースに取り上げられ、話題を呼んでいます。

小松さんのマイプロジェクトのテーマは「感謝を伝える世界に」です。平日の朝30分間、高校前の国道113号の横断歩道で手作りのパネル(写真)を掲げ、ドライバーさんの安全運転へ感謝を伝えています。信号機がない横断歩道では、車が一時停止してくれず、なかなか渡れない自らの経験がプロジェクトテーマ設定のきっかけの一つになりました。パネルは車から見 えやすいように「交通安全ありがとう」とカラフルに大きく書かれています。

横断歩道で止まった車に感謝を伝える啓発活動は昨年から山形県警で推進されていることから、小松さんのマイプロジェクトはメディアに大きく取り上げられました。

小松さんは「運転手のかたがお辞儀をしてくれたり、高校生からありがとうと言われたりするのが嬉しいです。朝早く起きるのにも慣れてきたので、できる限りこの活動を続けていきたいです!」と話してくれました。

12月 高校生一日限定カフェ大盛況

高校生一日限定カフェの様子1

高校生一日限定カフェの様子2

高校生一日限定カフェの食べ物の写真

高校生一日限定カフェでの集合写真

「白い森未来探究学」でマイプロジェクトを実施中の2年生2人が、11月3日文化の日に、「高校生一日限定カフェ」をオープンさせました。カフェは、『移住者コミュニティつむぐ』の皆さんの協力を得ながら、叶水のカフェnaebaco さんにて開設されました。マイプロジェクトで「人と人をつなぐ「居場所」を作る」をテーマにする高井莉々果さんと「日常の幸せを撮った写真展」をテーマにする保科想羅さんが合同で約2ヶ月前から準備し、当日は店員としてお客さんをおもてなししました。


営業を終えて

「予想以上の反響に、衝撃と嬉しさでいっぱいです。お客様の皆さんには心から感謝です。充実した1日となり、人との関わりや繋がりは本当に心が温まるし素敵なものだと思いました。地域のかたと協働したイベントは、地域活性化に繋がるだけでなく、小国町には素敵な活動をしていらっしゃる大人がいることを宣伝する機会にもなると思いました。また、お客様同士の交流が見られたときには、達成感を感じました。

小国町を更に活性化させるためにも、色んな活動に参加して、多くの人と出会い関わりを深めたいです。お客様の声にあった「もっと小国町を盛り上げてください」の声に応えるため、高校生だからこそ出来ることをたくさんの人を巻き込んで挑戦していきたいです。

最後に、場所を提供してくださったnaebaco 川崎ひかりさん、企画から試作、準備、当日の運営まで協力いただいた安部シェリーさん・吉岡潤一さん・西村美祈さん・中原凌さん、ドライフラワーづくりのためのお花を提供してくださった地域のかた、そしてご来店くださった皆さん、本当にありがとうございました!」

高校生一日限定カフェ 店長より

11月 第4回全国高等学校小規模校サミット

第4回全国高等学校小規模校サミットの写真1

小規模校サミットのロゴ
​小規模校サミットのロゴは県立遊佐高校のかたの作品に決定!

集合写真
​オンラインで集まった仲間で集合写真

全国高等学校小規模校サミットとは、全国の高校生が日頃から行っている地域や学校での様々な活動を通じて、地域を盛り上げたいと同じように考えている全国の仲間たちとネットワークを作りたい!と思い始めたプロジェクトです。

平成30年度から始まった小規模校サミットは、毎年ここ小国町を会場に開催され、今年で第4回を迎えました。

小規模校同士、学校や地域の魅力を見つけることができ、たくさんの仲間との出会いは大きな財産となりました。 

昨年から新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となっていますが、誰でも参加しやすく、より多くの人と交流できるなど、様々なメリットがあります。参加してくれる皆さんと各学校の取り組みを共有し、私たち高校生の大きな可能性を感じることができるサミットになったと思います。

最後に、小規模校に通う高校生がサミットを開催するためには、いつも支えて下さる先生がた、温かく見守って下さる地域のかたがたの協力が重要不可欠です。町民の皆さん、どうかご支援をよろしくお願いします。

「挑め、ともに!」

小規模校サミットコアメンバー一同

10月 小国高校1年生 「地域に浸る講座」受講

東部開発 大嶋愛さんの写真

YOKAMOS 井上昌樹さんの写真

川崎小動物診療所 川崎恵さんの写真

桜川酒造 塩川秀夫さんの写真

今月は小国高校1年生の「地域に浸る講座」の様子をお届けします。小国高校は総合的な探究の時間の中で地域と協働する授業を行なっています。1年生は「小国町の格好良い大人(いきいきと働いている大人)に出会い、自分の興味関心を高めよう」をコンセプトに活動しています。 

1学期は“格好良い大人”8名の職場を訪問させていただきました。2学期も引き続き小国町を舞台に社会を学び、自分がなりたい姿や未来を創造する力を身につける授業を実施してまいります。


参加した生徒の声

「私も将来、自分で自分の職業を創ってみたいと思っているので、山口ひとみさんの経験を参考にしたいと思いました。」

「(柳沢)茜さんのかごから始まった人との繋がりがとてもすごいなと思いました。」

「(渡邊)拓磨さんの椎茸に対する豆知識を聞いたことがすごく貴重な体験でした。」

「本間(義人)さんのマタギの話を聞いて、小玉川の歴史や山のルールなど新しい知識を身につけることができて良かったです。」

9月 

9月 白い森『おぐに』に、みんなの遊び場 「ひみつきち」を造りたい!

ひみつきちプロジェクトの集合写真

今年4月、小国高校生が地域の大人と連携し、空き家を改装した『ひみつきちプロジェクト』が始まりました。

小国町には、世代や国籍など様々な違いを飛び越えて交流でき、自分の好きなことができる場所がもっと必要だと考え、地域のかたと高校生が、様々な学びにつながる場として『ひみつきち』を創ることになりました。

改修作業は、「天井ってどうやって張るんだろう?」「ここで映画を見れるようにしたいなあ」「みんなでご飯を食べれたらいいなあ」など、みんなでアイディアを出し合って、11月末の完成を目指し、時に大工さん、時に近所のおばあちゃんと力をあわせて進めています。

今後、ひみつきちでは、地域のかたが推薦する映画や本の紹介&鑑賞会、ボードゲーム大会、地域の皆さんとBbqなどを開催していく予定です。

今、これを読んでくれている皆さんも、みんなの遊び場『ひみつきち』を創る仲間です。一緒に『ひみつきち』を創りませんか?

8月 オンライン国際交流会

オンライン国際交流会の画像1

オンライン国際交流会の画像2

今月は高校魅力化コーディネーターが企画・運営しているオンライン国際交流会について紹介します。交流相手は阿部&ブライアンコーディネーターと繋がりのある国(アジア・アメリカなど)で、昨年度から小国高校で実施してきました。

交流する前にまず相手国の情報をインプットし、「なぜ外国の言葉や文化について学ぶ必要があるのだろう?」という問いをみんなで一緒に考えます。それから実際にオンラインで対話し、会話を広げるために様々な質問を交換します。生徒たちの言語は日本語だったり英語だったりジェスチャーだったり。大切なのは「伝える気持ち」なのです。7月からは、小国高校だけでなく小国中学校でも本交流会を実施していますが、生徒の国際教育へのモチベーションが飛躍的に高まってきた実感があります。世界地図を眺めれば、その国の人々の顔が浮かんでくるようになる。その国についてもっと調べてみたいと興味が湧いてくる。その国の人のために何かしたいと行動に移す。子ども達の世界観はすごいスピードで広がっていきます。

彼らに負けないように、大人の皆さんにもぜひ国際交流会に加わってもらいたいと願っています。出前授業などに興味ある方はいつでもお声をかけてください。

7月 2年生が職業体験

インターンシップ(職場体験)の様子1

インターンシップ(職場体験)の様子2

インターンシップ(職場体験)の様子3

インターンシップ(職場体験)の様子4

6月16日と17日の2日間、2年生がインターンシップ(職場体験)を実施しました。それぞれの進路希望について再確認するとともに、職業観を深める機会となりました。今回のインターンシップで学んだことをもとに、社会人としての自分の姿を想定しつつ、残りの高校生活を有意義なものにします。インターンシップを受け入れてくださった皆さん、ありがとうございました!


参加した生徒の声
  • 「人の第一印象は15秒で決まると知り、印象を大切にしようと思いました。」
  • 「安全第一で環境を整えていることで、社員を大事にしていることがわかりました。」
  • 「社員の皆さんがとても優しくて、沢山世間話もしていただき作業しやすかったです。」
  • 「人数が少ない分、一人ひとりが責任を持って仕事をされていました。」
令和3年度インターンシップ受け入れ先

クアーズテック(株)小国事業所 / 日本重化学工業(株)山形事業所小国工場 / グローバルウェーハズ・ジャパン(株)小国結晶センター / (株)山形銀行小国支店 / 小国町役場 / 小国町教育委員会 / (有)豊嶋石英硝子 /ヘアサロンパレット / 旬彩工房 /(有)塩川自動車整備工場 / 渡部理容美容所 / studio こぐま / 国民宿舎飯豊梅花皮荘 / 道の駅白い森おぐに / アルカディア・ネットワーク(株) / (株)デンソー山形 / Brandore(ブランドォレ) / ホームセンタームサシ米沢店 / 理容プラージュ松崎店 / (株)ニューメディア

6月

合宿の様子1
様々なアクションにつなげていきます!

合宿の様子2

合宿の様子3
合宿の様子

5月14、15日の2日間、2年生がマイプロジェクト( ※ ) 立ち上げのために合宿(コロナ禍のため宿泊なし)を行いました。1日目の朝は不安だった生徒たちも、2日目が終わる頃には目が輝いていました。伴走してくださった町民の皆さま、そして東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科の皆さま、本当にありがとうございました。これから一人ひとりがどんなプロジェクトを実践していくのか楽しみです!


参加した生徒の声
  • 「最初は考えがごちゃごちゃしていたけど2日間を通して整理することができました。」
  • 「より自分と向き合うことができて楽しかったです。自分がぼんやり考えていたものが、もっと具体的に深くなりました。」
  • 「自分の中で思い浮かんだものを文字や言葉にするのが難しくて悩んでいた時、たくさんの大学生が助けてくれて、少し話しただけなのにすぐ言葉にすることができて大学生はすごいなと思いました。」
※マイプロジェクトとは?

探究学習を調査や提案だけで終わらせず、実社会と関わりながらアクションを起こし、学びにつなげ、自分の生き方について考えを深める実践型探究学習です。

5月 高校魅力化コーディネーター紹介

高校魅力化コーディネーターの集合写真
​もっともっと面白い小国高校をお伝えします!

★阿部 宣行(写真中央)

「着任して1年の阿部宣行です。小国町が日本一になれるテーマを考えてきました。そしてそれはBbqだという結論に至りました。面白い人材と食材が豊富に揃っている小国町を発信して参りますので、一緒にBbqやりましょう!」

★ブライアンデイ(写真左)

「アメリカ出身、上腕二頭筋担当ブライアン・デイです。うらやましいと思うほど、学校、全国、全世界にいる仲間とともに全力で自分の「楽しい」を貫こうとする小国高校生の素敵さに感動し、Cnに。小国町の楽しいところや筋トレを一緒に探究しましょう。」

★坂口 裕紀(写真右) 

「今年度着任しました坂口裕紀です。長野生まれ丸メガネです。小国高校の学生たちと共に、地域に浸って自分探し、日本の未来探しをしたいと思います!小国の日本酒大好きです、待ってます。」