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黒沢峠の敷石道(くろさわとうげのしきいしどう)

更新日:2017年8月1日更新 印刷ページ表示

黒沢峠の敷石道の画像

名称

黒沢峠の敷石道(くろさわとうげのしきいしどう)

全長

約1.7km

指定区分

小国町指定文化財(史跡第2号)

指定年月日

昭和57年3月31日

所在地

山形県西置賜郡小国町大字黒沢

所有者

国有地・町道

概要

大永元年(1521)伊達稙宗が大里峠を開き、越後街道十三峠が整備されていった。黒沢峠はその一つであるが、峠道の悪路を改良するため敷石工事が行われた。石畳みは長い年月の間に土に埋もれてしまったが、昭和55年、地元住民らにより発掘された。楢の木平を中心に、1.7km余りの道のりに約200枚の砂岩の切り石が敷かれている。この敷石を切り出した石切り場も近くから発見されている。工事は天保10年から慶応3年までの10年余りをかけ行われた。黒沢峠敷石道の属する越後・米沢街道は、平成8年文化庁選定の「歴史の道百選」にも選ばれている。

往時の人々や物資の往来、そして工事に携わった人達の思いが伝わってくる黒沢峠敷石道は、小国を代表する史跡の一つである。