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越中里の板碑(えっちゅうさとのいたび)

更新日:2017年1月13日更新 印刷ページ表示

越中里の板碑の画像

名称

越中里の板碑(えっちゅうさとのいたび)

寸法

高さ

60cm 

頭部20cm
基部20cm 

厚さ

頭部11cm
基部10cm
首部8cm

指定区分

小国町指定文化財(建造物第1号)

指定年月日

昭和57年3月31日

所在地

小国町大字越中里83番地

所有者

越中里公民館

概要

板碑は一種の供養碑であり、鎌倉時代に発生し、室町時代に盛んに建立されたものが見受けられる。置賜地方では江戸初期頃まで建立されていたようである。

板碑には種子、紀年銘、供養者名などが彫られているものもあるが、この板碑にそれらは見られない。また伝統などもないので建碑の事情は不明である。完形板碑の大きさは、高さ60cm、巾20cm、石材は凝灰岩で形式は置賜型に分類される。この板碑の近くに頭部のみ残っているものが更に2基ある。

置賜地域内では863基の板碑が発見されているが、小国町では現在のところ、越中里の完形1基、破損2基、計3基のみである。

鳥居をくぐり、板碑の先の自然石を敷いた石段を上っていくと菅原神社がある。ここには、町指定文化財である「菅原神社の男神像」が祀られている。