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令和元年度協力隊通信

更新日:2023年11月1日更新 印刷ページ表示

令和元年度活動

3月

「最後の協力隊通信」地域おこし協力隊 根本俊輔

約3年間の地域おこし協力隊の任期を終えます。時が流れるのは早いですね。あっという間です。寂しいですね。東京で働いていた時に地域おこし協力隊をやると決断した日が懐かしいです。

小国町に来た2017年の7月は、ちょうどわらび園が終わった時期でしたので新股わらび園の飲み会に参加させて頂きました。この時にものすごく緊張していてお酒をたくさん飲んだのが始まりでした。

その後はいろいろと田植えや林業、学校の放課後活動や地域サロンの手伝い、各イベントの手伝い、古田歌舞伎の出演、伝統文化の撮影、クリスマスでサンタになったり、小国町を歩いて「りふれ」から「奥川入」まで縦断してみたり、ワラビーマンと親友になることも出来ました。

その他にも書ききれないほどありますが、それぞれが僕にとってかけがえのない貴重な出来事でした。ありがとうございました。

地域おこし協力隊根本さんの令和2年3月の活動写真
​3年間ありがとうございました。

「人生で一番の年」緑のふるさと協力隊 千田有実子

初めての小国での冬。今年は、記録的に雪が降らない年でした。「小国の雪はすごいぞ」と春から言われていたので、少し拍子抜けではありました。とはいえ、私の人生の中では1番雪と触れ合う冬。雪かきはもちろん、かんじきで歩いたり、ウサギ狩り、かまくら作り、スノーモービルなど、雪がない中でも、全力で雪を楽しんでいました。

さて、1年間の緑のふるさと協力隊の任期も間も無く終了します。4月に小国に来た日が遠い昔のように感じ、その反面あっという間だったとも思う濃い1年でした。本当に色々な人によくしてもらい、沢山のことを教えてもらいました。そして、赤の他人の私に家族のように接してくれたことがとても嬉しかったです。任期が終わった後は、一度東京に帰る予定ですが、また小国に戻ってきたいと思っています。特に、「小国の冬」をちゃんと経験したいです。1年間ありがとうございました。

緑のふるさと協力隊千田さんの令和2年3月の活動写真
​スノーモービル楽しかった!

2月

木に触れて地域おこし協力隊  岩井 拓磨

最近、木工館で作品を作りながら勉強しています。その中で初めて使う道具もありました。ノミもその一つです。現在制作中の作品は「ほぞ」と呼ぶ凸凹を作り、はめ込んで接着する方法を使っています。凸の部分は機械を使用しますが、凹の部分は手作業で行います。ここでノミの出番です。ノミの扱いは想像していたより簡単で、掘り込みや削りはノミの向きを間違わなければ簡単にできます。しかし、簡単とは言っておきながら何度も失敗をしています。理由は木の性質を見極めるのが難しいからです。ノミを木目にそって入れるとき、力加減を間違えるとパックリと裂けてしまいます。こうなれば接着しても強度が無いのでやり直しです。同じ採寸の木材を作り直さないといけないので大幅なタイムロスにもなります。失敗して学ぶとは言いますが慣れるまでには時間がかかりそうで気が遠くなります。

地域おこし協力隊岩井さんの令和2年2月の活動写真
​▲ノミを使って作業しています

酒米と日本酒地域おこし協力隊  吉田 悠斗

昨年の4月から11月までは米作りを教えてもらっていました。今はその米を使って野澤酒造店にて「桜川」造りの作業を手伝わせてもらっています。日本酒が好きな私は、日本酒の販売量が年々落ち込んでいるのを鑑みると、国内外含めて買ってもらう人にどうわかりやすく伝えられるか考えさせられます。例えば日本酒を注文しようとすると、多くの店がメニュー表に酒の銘柄だけ書いてあり、どういう味かわからない場合が多いです。またアルコール度数が高いため、お酒が弱い人のための大衆的なカクテルが普及していないのもお客さんが手に取りづらい要因の一つではないでしょうか。売れないから無くなっても良いという経済原則では割り切れないものがあり、守りたいと思うファンを募り具体的な行動につなげていく1年にしていきたいです。

地域おこし協力隊吉田さんの令和2年2月の活動写真
​▲日本酒の酛を立てている様子

1月

「またワラビーマンの話」地域おこし協力隊 根本俊輔

新年明けましておめでとうございます。雪が少なくてハッピーな根本です。2020年ですね!東京オリンピックです!未来の話の前に過去を振り返ります。

12月に放送されました「山形ふるさとCM大賞」では監督・撮影などやらせていただきました。「ユーモア賞」を受賞出来ましたが最優秀賞を逃して非常に悔しいです。ずんぐりむっくりしたワラビーマンは、ブロッコリーやほうれん草に間違えられることもありました。今回は、そこを利用して小国町が「ワラビ生産量日本一」ということを伝える非常に攻めた内容にしました。一度見たら忘れられないCMになったと思います。

12月21日(土曜日)には、アスモでワラビーマン&ワラヴィーナがサンタ衣装になりプレゼントを配っていました。ワラビーマンたちはダンスや歌、CM、サンタになったり大活躍ですね!あ!書ききれなくなったので未来の話は次回に!

地域おこし協力隊根本さんの令和2年1月の活動写真
​CM審査会での一枚

「白い森」緑のふるさと協力隊 千田有実子

冬がついにやってきた。12月の頭にまず雪が積もったとき、すでに自分史上1番の雪だった。小国は本当に白い森だった。なんて美しいんだろうと息をのんだ。テンションも上がって、雪かきすら楽しかった。もちろん雪かきも人生初。でも、近所の人には、「3日で飽きるぞ」、「まだまだ序の口」と言われた。

12月に入って以降は、外仕事もぐっと減った。雪道の運転もまだ慣れていないので、活動も少しペースダウン。欲張りなので、雪が降るまでは、予定をビッチリ入れて、あちこち飛び回っていた。冬になってやったことは、PPバンドでカゴ作りをしたり、餅つきを手伝ったり。この記事を書いている今は、ちょうどクリスマスイベントの準備もしている。

緑のふるさと協力隊の任期もあと2カ月ほど。何よりまず小国の冬を満喫したい。そして、やり残すことがないようまだまだチャレンジしていきたい。

緑のふるさと協力隊千田さんの令和2年1月の活動写真
​除雪センターの開所式のお手伝いにも行ってきました

12月

気持ちの冬支度地域おこし協力隊  岩井 拓磨

もうじき冬が来る。町中どこも冬支度がされている。町中の除雪機たちが目を覚ましだす。動物は眠り春に備え、人間は雪に備える。太陽は忙しいのか、代わりに雲と雪が来る。また一面真っ白な世界がやってくる。2年目の冬だ。去年のことを思い出そうすると、雪かきの事しか思い浮かばない。それほど印象的だったのだろう。今年の積雪はどうなるのかな。「カメムシが多いから、雪も多い」という意見もある一方で、科学的解析から今年は「暖冬で積雪は少ない」とマスコミは報道している。私としては雪かきの労力が減るので暖冬であることを願っている。雪の降らない地方の人にとっては小国の雪は魅力的だ。テレビでしか見た事ない世界が目の前にあるからだ。私も最初はそうであったが、次第に気持ちが変わっていき、雪は面倒くさいと感じるようになった。これは小国に染まりつつあるのか、あるいは私がただの面倒くさがりなのか。

地域おこし協力隊岩井さんの令和元年12月の活動写真
​▲保育園も冬支度仕様に

今年中に猟銃を取得します地域おこし協力隊  吉田 悠斗

今年の9月に猟銃等講習会を酒田警察署で受けてから多くの手続きを踏み、とうとう鉄砲の所持許可申請をするまで至りました。狩猟免許を取ろうと思ったきっかけは、マタギのかたたちに人間と自然の関わりを教えてもらったことです。私は地域おこし協力隊として小国町に移住する前から、ウサギや熊の狩りに同行させてもらっていました。昔から人間の生活は自然とともにあり、山野から鳥や獣などの動物を取ってきては、食料や着物などの生活の糧にして暮らしてきたことを知りました。一方、近代日本での鉄砲所持は厳しく制限されています。それは、鉄砲の使い方を誤れば、簡単に人の命を奪えるからです。鉄砲を所持するということが、どのような責任を負うことなのか意識しながら、分業化が進む効率経済中心主義社会の中で、自分も山から命をいただくということの実践者になりたいです。

地域おこし協力隊吉田さんの令和元年12月の活動写真
​▲9月に取得した狩猟免許証と 講習終了証明書

11月

「ワラビーマンダンス」地域おこし協力隊 根本俊輔

朝晩冷え込む日が増えてきました。そして、へんくさ虫の季節がやってきました。小国に来た当初は、へんくさ1匹で大騒ぎしていた私ですが、最近は匂いを出させずに、手で捕まえる技を身につけるまでになりました。触角を持つと彼らは匂いを出さないそうです。

もともと虫は得意ではなかったのですが、小国に来て半年が過ぎ、虫への耐性もつき、大体の虫は家の中にいても動じなくなりました。が、先日10cmはあるムカデを家で取り逃がしてしまい、寝ている間に刺されないかヒヤヒヤしているところです。

この秋は、農作業以外にも、芋煮会のお手伝い・ハロウィンイベントでタピオカドリンクの販売・森ヨガや十三峠トレッキング・古田歌舞伎など、いろいろなことに挑戦させてもらいました。そして、これからは待ちに待った(?)雪の季節を迎えます。寒さに負けず元気に頑張りたいと思います。

地域おこし協力隊根本さんの令和元年11月の活動写真
​二の宮祭でのワラビーマンダンス初披露

「虫」緑のふるさと協力隊 千田有実子

朝晩冷え込む日が増えてきました。そして、へんくさ虫の季節がやってきました。小国に来た当初は、へんくさ1匹で大騒ぎしていた私ですが、最近は匂いを出させずに、手で捕まえる技を身につけるまでになりました。触角を持つと彼らは匂いを出さないそうです。

もともと虫は得意ではなかったのですが、小国に来て半年が過ぎ、虫への耐性もつき、大体の虫は家の中にいても動じなくなりました。が、先日10cmはあるムカデを家で取り逃がしてしまい、寝ている間に刺されないかヒヤヒヤしているところです。

この秋は、農作業以外にも、芋煮会のお手伝い・ハロウィンイベントでタピオカドリンクの販売・森ヨガや十三峠トレッキング・古田歌舞伎など、いろいろなことに挑戦させてもらいました。そして、これからは待ちに待った(?)雪の季節を迎えます。寒さに負けず元気に頑張りたいと思います。

緑のふるさと協力隊岩井さんの令和元年11月の活動写真
​タピオカドリンク好評でした☆

10月

演技地域おこし協力隊  岩井 拓磨

今年で2年目になる古田歌舞伎。去年は言い回しや動きに大苦戦、一杯いっぱいでした。今年はどうかというと…今年も大変です!思い返せば演技は、小学校低学年の催し物以来です。今何が大変かというと、役になりきれない事です。今年の配役は「白波五人男」の南郷力丸。協力隊の先輩たちも演じた役です。南郷力丸は腕っぷしが強く、盗賊の一味です。私は腕っぷしは強くないし、荒々しい言動もできません。毎回演技指導では「荒々しく!」と言われます。テレビで俳優さんが演技の上手い理由を聞かれて、いろんな経験をしてきたからと答えたのを見た事があります。ということは、私はまだまだ経験不足という事を感じています。しかし、少し前に根本隊員が監督を務めるふるさとCMの撮影がありました。配役はオタク、これは演技が楽でした。なぜかは私がオタクだからです(笑)演技には経験値が大切という事がわかった気がします。

地域おこし協力隊岩井さんの令和元年10月の活動写真
​▲CM撮影での一コマ

樽口の穴堰(あなぜき)地域おこし協力隊  吉田 悠斗

いま私が住んでいる樽口部落では、小国町に指定された史跡があります。それが「樽口の穴堰」です。これは水不足解消のため作られた灌漑用水路です。1889年(明治22年)に着工し、4年間かけて完成しました。樽口の東方山地の尾根に穴を掘り、そこから水を引く全長105mのトンネルになっています。岩盤を削った取水口には今でも手彫りの跡が伺えます。そしてここにドラマがあるのは、当時この穴堰を掘るための費用を、御神木であった樽口の古巨大杉を切り、工面したところにあります。生活に必要な水を確保するためとはいい、木に神が宿る時代、部落の存亡をかけた決断に、当時の人たちの断腸たる思いは計り知れません。ただ彼らのおかげで、今私たちは樽口で生活できています。先祖の未来を残そうという思いがあってこそ、自分が生きていけるという感謝の気持ちを思い出しました。

地域おこし協力隊吉田さんの令和元年10月の活動写真
​▲9月8日、樽口の穴堰の前にて

9月

「夏の体験」地域おこし協力隊  根本俊輔

今年の夏は暑くて毎朝汗だくで起きてます。今年も小国町の夏を堪能しました。まずは、東部地区の叶水のお寺に泊まるイベント「お寺に泊まろう」です。川遊び、キャンプファイヤー、花火、肝試しなどを地域の子ども達と楽しみました。子どもも大人もみんなでお寺に雑魚寝したのはいい思い出です。続いては、白い森おぐに湖体験です。こちらでは横川ダム見学、カヌー、釣り堀体験、木登りツリーイング体験などイベントを楽しみました。釣り堀体験では、1匹も釣れずものすごく悔しい思いをしました。木登りツリーイングは上に上がるのに一苦労で、体力の衰えを感じました。最後は新股盆踊り!カラオケ大会、大抽選会、花火など、食べて、呑んで、踊って多くのかたと楽しみました。会場は僕の家の目の前ですが、酔っぱらって帰れず公民館の中でクーラーをガンガンに冷やして寝たら風邪を引きました。そんな夏でした。

そして、今年3回目の出演になりますが、10月26日(土曜日)公演の古田歌舞伎に出演しますので、皆さんぜひ見に来て下さい!

地域おこし協力隊根本さんの令和元年9月の活動写真
​白い森おぐに湖体験のカヌー体験

「今年の夏」緑のふるさと協力隊 千田有実子

9月に入り、暑さも和らいできました。小国の夏は暑いと言われ、少し警戒?していたのですが、私は、今年とても元気に小国の夏を満喫しました。日中は確かに暑かったです。ただ、都会と違い朝晩は涼しくなるので、エアコンのない我が家でも、意外と快適に過ごすことができました。去年は名古屋に住んでいて、連日最高気温が35度を超える夏を経験してきたおかげかもしれません(昨年の名古屋の猛暑日の日数は、統計開始以来歴代1位の36日だったそうです)。この夏の主な活動は、草刈り・畑の収穫作業・田んぼのお手伝い、子ども達の地域学習教室のお手伝いなどなど。笹巻きの作り方もマスターしました。そして、10月26日(土曜日)に行われる古田歌舞伎の公演に向けた練習も、今まさにしています。活動先もまだまだ募集中です。半日でも1時間でも、何かお手伝いできることがあれば、遠慮なく声をかけて下さい!

緑のふるさと協力隊千田さんの令和元年9月の活動写真
​サマースポーツ大会に東南部地区から参加。3位でした。

8月

高校がある町地域おこし協力隊  岩井 拓磨

7月6日(土曜日)、小国高校生が小国町を歩きました。天気にも恵まれ、涼しい風が私たちの背中を押してくれました。差し入れをくださったかたがた、応援をしてくれたかたがた、ありがとうございました。  高校生たちとは事前の打ち合わせから何度か顔を合わせていました。その際の前向きで楽しもうとする姿勢は、懐かしくもあり、見習うべき姿でした。今回のハーフ縦断ではスタッフとして見守る立場でしたが、高校生たちの楽しそうな姿、頑張っている姿を見てたくさんの元気をもらいました。まさか高校生から元気をもらうとは。驚きました。  小規模校サミットでは、小国の魅力を伝えるだけでなく、同じ境遇の仲間を、見聞が広がり今後に役立つだろう。自分が高校生の時はこれほど地域と結びついた活動はなかった。私は今回のハーフ縦断で小国高校のファンになりました。生徒や先生、学校全体が前向きで活動的な良い学校だと感じました。また彼らと共に活動が出来ればうれしいです。応援しています。

地域おこし協力隊岩井さんの令和元年8月の活動写真
​▲救護車で伴走する岩井隊員

みんなで完歩!白い森ハーフ縦断地域おこし協力隊  吉田 悠斗

7月6日㈯朝6時に梅花皮荘に集合して、白い森ハーフ縦断が決行されました。このイベントの企画者は地域おこし協力隊の根本俊輔さんです。小国高校の生徒や先生を合わせて22人が参加しました。梅花皮荘を出発した後、樽口峠、百子沢を経由して午後6時過ぎ、27kmの道のりを経て小国高校にゴールしました。普段車で通る道は、歩くとまた違った景色を見せてくれます。そして何よりの力となったのは沿道の方々の応援や差し入れです。道中に足をつったり、お腹が痛くなったりする人が出る中、参加者全員でゴールしたときは大きな達成感がありました。応援にきてくれた皆さん、参加してくれた皆さん、企画・運営してくれた皆さん、ありがとうございました。遊び心をもって小国町のいいところを見つけることの大切さを学びました。

地域おこし協力隊吉田さんの令和元年8月の活動写真
​▲小玉川を通過する様子

7月

Let's Go 青春~白い森ハーフ縦断~地域おこし協力隊 根本俊輔

地域おこし協力隊根本さんの令和元年7月の活動地図(徒歩で縦断)

昨年7月、有志3人で行った小国町を徒歩で縦断する企画を今年も行います。今年は小国高校生と一緒に、写真・動画撮影を行いながら、その様子をインターネットなどで発信する予定です。小国高校生の頑張る姿と青春の1ページをお届けします!!

  • 日時 7月6日(土曜日)6時00分梅花皮荘集合・出発予定
  • ルート 梅花皮荘 → 樽口峠 → 百子沢峠(百子沢地区) → 極楽峠(小倉地区) → 新股地区 → 叶水地区 → 大滝地区 → 小国高校(19時00分頃到着予定)
    ※全長約40キロ。時間によってルートが変更となる場合があります。
  • その他 道中、差し入れや沿道からの応援をお待ちしています!!無理なくまったり歩いていきます!!

「あっという間」緑のふるさと協力隊 千田有実子

小国に来て、もうすぐ3カ月が経ちます。来た当初は雪が降るほど寒かったですが、3カ月のうちに、季節は冬から夏へ。小国は季節の移り変わりがダイナミックだなあと思う今日この頃です。

暖かくなるにつれて家の中に次々と現れる虫たちに、はじめは驚きましたが、最近はそれにも慣れてきました(笑)。

そして毎日の活動も、田植え、畑仕事、山焼き、ワラビ採りなどなど…初めての連続です。大人になっても、こんなに「初めて」があることに正直驚きました。本当に毎日充実していて、もう3カ月も経ってしまうのか!と思うほど。協力隊の1年はあっという間に過ぎてしまうのだろうなと感じます。なので、1日1日を大切にして、もっともっと小国のことを知りたいと思います。これからも色々なところにお邪魔します。どうぞよろしくお願いします。

緑のふるさと協力隊千田さんの令和元年7月の活動写真
​刈払機の講習も受けてきました

6月

再スタート地域おこし協力隊  岩井 拓磨

5月1日から地域おこし協力隊になりました、岩井拓磨と申します。 地元和歌山から約1ヵ月ぶりの小国ですが、朝晩がまだ寒いと感じる日があり、寒さから小国に戻ってきたと実感がわいてきます。  昨年度は緑のふるさと協力隊として1年間沖庭地区で暮らし、小国でさまざまな体験をしました。その中でも木工等の小国に残るものづくりの文化にひかれ、再び戻ってくる決心をしました。  これからは北部地区の旧あさひ保育園を拠点に、サロンへの参加や地域行事のお手伝いをしながら、ものづくりにも挑戦できればと思っています。ここ数年、安いモノを短期間で買い替えることが増えているように感じます。おじいちゃんおばあちゃんが使っていた物は、すごく長持ちした覚えがあります。「物を大事に使い続ける」。これは私が学びたい事であり、ものづくりを通して多くの人に伝えたい目標でもあります。ご迷惑をおかけする事も沢山あると思いますが、目標に向かって頑張っていきます。よろしくお願いいたします。

地域おこし協力隊岩井さんの令和元年6月の活動写真
​▲活動拠点となる旧あさひ保育園前  での一枚

小国町での2年目地域おこし協力隊  吉田 悠斗

昨年度の活動として、きのこや牛など多くの農畜産物の生産に携わらせて頂きましたが、今年4月からは米作りを勉強しています。そして小国町に移住し、農業に関わって早1年が経とうとしていますが、それぞれの農畜産物によって独自の側面があることを知りました。農政を主導する国や自治体、種や農薬、機械、流通に係る会社の動向、その上で農家がどのような環境に置かれているかなどです。特に日本人にとって主食である米においては、身近な食べ物なようで、それが生産からどのような過程を経て東京や埼玉で食してきたのか、新しく知ることで一杯です。長い歴史の中で生まれてきた米文化の何を残し、何を守っていくべきなのか、一生産者の端くれとして考えていきたいです。でも何はともあれ、今は小国町の田が一面の穂で覆われる日が待ち遠しいです。

地域おこし協力隊吉田さんの令和元年6月の活動写真
​▲田植え作業をする様子

5月

「1年間よろしくお願いいたします。」緑のふるさと協力隊 千田有実子

緑のふるさと協力隊千田さんの令和元年5月の活動写真

はじめまして。第26期緑のふるさと協力隊の千田有実子です。出身は東京都葛飾区で、大学卒業後6年ほど、ヘリコプターの運航会社で働いていました。緑のふるさと協力隊に応募したきっかけは、田舎暮らしをしながら、今までやったことがないことをいろいろ経験したいと思ったからです。

小国町には4月10日にやって来まして、少しずつ活動を始めています。早速稲の種まきなどの農作業やイベントのお手伝いをさせていただきました。初めてのことが多いので、たくさんの発見がある毎日です。また、まだ来たばかりですが、地域の集まりにも呼んでいただいたり、野菜や山菜を分けていただいたり、皆様の温かさに感謝する日々です。これから1年間お世話になります。雪国の生活の知恵を沢山学びたいと思っています。そして、何かお手伝いできることがあれば、気軽に声をかけていただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

「4月に雪!」地域おこし協力隊 根本俊輔

雪が降っていました。4月なのに。僕は4月が誕生日ですが、雪が降っている誕生日は初めてでした。今年の冬は小国町での2年目でしたので、ある程度の雪への対処やうまくサボるコツもわかってきたかなと感じました。1年目は降り積もった雪にシロップや練乳をかけて食べ、地元のかたに「バカだなぁ」と言われつつも、「美味しいですよ!」と笑顔で言ってました。それに比べて今年の冬は特に何もせず、楽しさが少ないまま終わってしまったので後悔しています。

雪はとても厳しくとても辛いですが、それを上回るくらい雪を楽しんで、笑顔でいい思い出を毎年残していこうと思った春でした。 小国町に来てからもうじき丸2年になりますが、まだまだ初めての体験ばかりです。今年度も地域おこし協力隊として、また1年間みなさんよろしくお願いします。

地域おこし協力隊根本さんの令和元年4月の活動写真
​誕生日だるま

4月

雪を楽しむイベントが満載地域おこし協力隊  吉田 悠斗

雪が自分の背丈以上に積もる冬を初めて体験しました。朝晩の気温は氷点下になり、路面は雪で滑り、除雪を伴う生活は厳しさを覚えます。しかし、雪深い小国町ならではのイベントを楽しめた冬でもありました。まずは、2月10日㈰の小国町商工会青年部が主催する「おぐにスノートレック」です。小国スポーツ公園から続く林道を自分で操縦したスノーモービルは、変わる景色や起伏のあるコースに興奮の連続でした。次は、3月2日(土曜日)からの2日間で行われた「雪の学校」です。白い森交流センターりふれに集合し、雪山でマタギの皆さんと兎の巻狩りをしました。また、わらび山を登って頂上から尻滑りで下ってくる活動があり、雪山を満喫できる内容になっています。そして最後に、3月10日(日曜日)の小玉川自整協が主催する「雪の中の大冒険」です。雪の迷路や滑り台も楽しかったですが、落ちてくるパラシュートを走ってキャッチする競技が個人的に一番燃えました。来年もいろいろなイベントに参加しつつ、寒さ厳しい冬を今年よりもっと面白くしようと考えています。

地域おこし協力隊吉田さんの令和元年4月の活動写真
​▲雪の中の大冒険でのパラシュートキャッチ


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