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令和2年度協力隊通信

更新日:2023年11月1日更新 印刷ページ表示

令和2年度活動

3月

1年間大変お世話になりました緑のふるさと協力隊 中原 凌

今年の冬は例年にないほどの大雪だそうです。小国の雪はすごいと聞いていましたが、僕が想像していたよりもはるかに多く雪が降り積もり、すごく驚いています。

先日、集落の近くにある百石山に登りました。夏と違い、冬の山は空気が澄んでいて、とても幻想的で良い経験になりました。

私は、3月で1年間の緑のふるさと協力隊の任期が終了します。今年度は世界中がコロナの影響で大変な1年でした。派遣された当初、知らない土地に来て感染症対策のために、アパートで2週間の隔離生活をした時は辛かったです。ところが、いざ活動が始まると、大自然や温かい人に囲まれて、たくさんの経験、思い出が出来ました。小国町で過ごした1年間は、これまでの生活では味わうことのない、とても貴重なものでした。1年間ありがとうございました。

緑のふるさと協力隊中原さんの令和3年3月の活動写真
​▲冬の百石山山頂から

2月

「1年を振り返って」地域おこし協力隊 本間 かりん

小国町に移住して1年が経ちました。昨年は雪が極端に少ない 年でしたが、今年は突然の大雪。隣家の方には除雪など様々助け ていただき、本当に感謝している日々です。故郷鶴岡の1年分の 積雪を2日で超えたのではないかと感覚的に思っています。私は 雪国出身とはいえないな…としみじみ感じている今日この頃です。

さて、この1年を振り返ってみると、新型コロナウイルスは収 まる気配がなかなかなく、私自身もどのように活動していけばい いのか悩む時期が沢山ありました。そのような中でも、講座・ワー クショップの開催、移住者コミュニティの活動、チラシやパッケー ジ・ロゴ制作など、普段関わることの少ない様々な方と出会う機 会に恵まれました。また、小国高校生と関わる機会が増え、学生 たちから大いに刺激を受けました。

アイデアはいろいろと浮かんできますが、なかなか行動に移せ ないでいるので、今年1年は行動することに力を入れていきたい です。

地域おこし協力隊本間さんの令和3年2月の活動写真
​▲お正月明けの自宅周辺

1月

十三峠を歩いて地域おこし協力隊  岩井 拓磨

皆様あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、私は小国町に来町してから3年にもなりますが一度も十三峠を歩いたことがありませんでした。昨年はここ掘れ和ん話んからのお誘いがあり6つの峠を歩きました。山歩きには全く自信がないので正直歩けるか心配でしたが何とか峠を越える事が出来ました。歩いて感じたことが、越後と米沢の物流のかなめとは聞いていたのに、道は険しく狭い、さらには重い荷物を背負い決められた日数で届ける、昔の人の力強さがわかりました。私の背負っているリュックには水と食料しか入っていないのにゼェゼェ言って、私の体力の低下も感じました(笑)

十三峠は歩いてみないと分からないことがたくさんありました。なぜ峠に道を作ったか、黒沢峠に敷石がある理由、なぜ今も道が残っているのか。答えはぜひ皆さんが実際に十三峠を歩いて見つけてください!

まだまだ寒い毎日です。皆様、体調管理には十分ご注意ください。

地域おこし協力隊岩井さんの令和3年1月の活動写真
​▲諏訪峠から望む置賜地方

12月

早いもので半年が経ちました緑のふるさと協力隊 中原 凌

秋も終わり待ちに待った冬の季節が到来ですね。

町民のかたがたからは「去年、雪が全然降らなかったから今年は沢山降るよ」と言っていたり、「今年は初雪が早かったから全然降らないよ」と様々な意見が聞こえてきます。今年はどうなるのか楽し みです。

僕が小国町に来てからあっという間に半年が経ちました。 協力隊の研修の時にOBのかたがたから農山村の生活は初め てのことばかりで1年間があっという間だから、色々な事に挑戦して悔いの残らない1年間を過ごして下さいと言われたのを思い出しました。

今年はコロナがあり、町のイベント関係の手伝いがほとん どありませんでしたが、農林畜産業などを中心にお手伝いをさせて頂いたことで、お米も田植えから稲刈りまでの一連の流れを体験しました。そのおかげでお米の成長と共に四季を感じることもできました。

これから訪れる小国の冬を楽しんでいこうと思います。

緑のふるさと協力隊中原さんの令和2年12月の活動写真
​▲雑穀の収穫作業も慣れてきました。 (帽子に可愛いお客さん)

11月

“小国高校魅力化プロジェクト”ホームページ完成!!地域おこし協力隊  阿部 宣行

 “小国高校魅力化プロジェクト”のホームページが完成しました! マタギ文化や自然など小国町の魅力が沢山詰まった最高の仕上がりとなっており、町内外に絶賛発信中です。

皆さんは小国高校の取り組みが今、世間からとても注目を浴びていることをご存知でしょうか。 私は今年6月から小国高校で“高校魅力化コーディネーター”として勤務しておりますが、就任前はこれほど県外の高校・大学の方々から認められている学校だとは知りませんでした。

その取り組みは「教育の最先端は辺境にあり!」と言わしめ、文科省・内閣府が実施するプログラムの指定校となっており、全校生徒67名、熱心な先生たちと共に一生懸命取り組んでいます。(詳しくはホームページをご覧ください。)小規模校だからこそできる教育・地域づくりに、皆さんも是非参画して頂きたいです。具体的には今回の ホームページをSNSでシェアしたり、小国高校を支援する会に入会したり、探究学の授業や小規模校サミットを応援したりと、地域協働で取り組めることは沢山あります。コーディネーターとして地域の皆さんからのリクエストに応えることも私の仕事ですので、お気軽に声をかけて頂けると嬉しいです。

小高高校魅力化プロジェクトホームページへのリンクバナー
<外部リンク>ホームページのトップ画面(クリックすると高校魅力化プロジェクトHPへ移動します)

小国高校魅力化プロジェクト ホームページ<外部リンク>

10月

今年も稲刈りの季節になりました地域おこし協力隊  吉田 悠斗

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」は鎌倉時代に書かれた平家物語の冒頭ですが、稲刈りが始まるとそんな無常感が頭を過ぎります。寒さが残る春、大事に種を蒔いて育てられた苗は、約半年の時を経て穂を実らし田を黄金色に染めましたが、あっという間にコンバインで収穫されていきました。ああ、今年も実りの秋を迎え、日に日に寒くなっては冬が来て、また今年も終わるんだろうなと。毎年同じように季節は巡るけど、人も町も山も歳を重ねて同じ形で存在することはないのだと思うと常に終わりと始まりは表裏一体なのだと思い知らされます。この感覚はやはり都市に住み続けていたらわからなかった感覚だったでしょう。小国町に移住して早3年目。来年の今頃はこの町から何ができているのだろうと考える期待に満ちた今日この頃です。

地域おこし協力隊吉田さんの令和2年10月の活動写真
機械ってすごいですね

9月

studioこぐまの活動も本格化してきました地域おこし協力隊  本間 かりん

初めまして。2月から地域おこし協力隊のstudioこぐま担当として 活動している本間かりんです。私は南部にある旧小玉川小中学校を拠点に芸術活動をしています。 小国に来てから半年ほど経ちました。日々飯豊連峰の美しさに圧倒されています。私は夕暮れの 景色が好きで、毎日違う表情をみせる山々に、とても贅沢な気持ちになって学校から自宅に帰っ ています。

studioこぐまの活動は当初例年通りに講座の開催や地域行事への参加を計画していましたが、新 型コロナウイルスの影響により、人と接する活動が一旦すべてなくなり、夏から少しずつ講座の開 催等を増やしている最中です。特に「子どものアトリエ広場」は参加してくれた子ども達に好評で、 元々教室だった場所にブルーシートを広げて伸び伸び絵 が描けるので、普段お家で絵が描けないかたにぜひ遊び に来ていただきたいです。また、町の花、木、鳥を描い た小国モチーフのエコバックを作成しました。道の駅や まちの駅アスモに置いて頂けることになったので見かけ た際はお手にとってみてください。

実は小国に来てから虫が苦手なことに気がついてしま い、悲鳴をあげながら過ごしています。どうにか慣れた いな…と思う今日この頃。これからも色々と活動してい きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

地域おこし協力隊本間さんの令和2年9月の(子どものアトリエ広場)活動写真
子どものアトリエ広場v
小国もチーフエコバックイラスト画像 エコバックの全体表示写真
小国モチーフのエコバッグ

8月

初のタイアップ活動地域おこし協力隊  岩井 拓磨

皆様お久しぶりです。最近は新しく来た協力隊のご挨拶が続き、 私の協力隊通信は4カ月ぶりになります。

少し前の事になりますが、6月15日(月曜日)に小国警察署の かたがたと町内の金融機関で特別定額給付金の給付や年金支給日に合わせた、特殊詐欺被害防止 の啓発活動を行いました。私と緑のふるさと協力隊の中原君が各金融機関入口で小国署のかたがたと詐欺被害防止のチラシを配りました。山形銀行でのチラシ配りでは、助っ人にワラビーマン も駆けつけてくれました。その時の様子が、なんとお昼のニュースに流れたそうです!ところが 私はその放送を見逃してしまい、どんな映像が流れたのかわからないのが非常に残念です。

ちなみに今回の啓発活動は小国署と協力隊の初めてのタイ アップ活動とのこと。小国町は協力隊を長年受け入れ ていますが、今までは小国署との協働はなかったため、 この活動を通じて繋がりを築けたのは良かったです。

コロナウイルス感染症予防のため、町内の催し物が 中止や延期となり皆様との交流の機会がなくなってい るのは残念です。地元の和歌山県も、山形県と同様に 7月に入ってから再び感染者が確認されました。少し 気が抜けたのだと思います。再度気持ちを引き締めこ のつらい状況をみんなで乗り越えましょう。

地域おこし協力隊岩井さんの令和2年8月の活動写真
​▲テレビの取材に緊張しています

7月

地域おこし協力隊 「高校魅力化コーディネーター」に着任しました地域おこし協力隊  阿部 宣行

はじめまして!兵庫県芦屋市から参りました阿部宣行です。6月から小国高校で「高校魅力化コーディネーター」を務めさせていただいています。

昨年まで企業の営業マンとしてマレーシア・シンガポールで勤務しておりましたが、昔から「30代になったら教育関係に転職」と決めていたため帰国。地域と学校を繋ぐコーディネーターという新時代のお仕事に興味を持ちました。小国高校は「全国高等学校小規模校サミット」、地域と協働で行っている「白い森未来探究学」そして来年度から受け入れる「地域みらい留学365」と様々な事に挑戦していて大変魅力があります。その取り組みには各地の学校・団体から注目が集まっていて、私も引き寄せられた一人です。

営業時代と同じくスピード感をもって取り組んで参りますので、地域の皆様からの「こんなことやってみたい」をお待ちしております。小国高校のHP、Facebookを日々更新していきますので楽しみにしていて下さい。

兵庫県から移住してきてから2週間のテレワーク中は、小国の美味しいお米と野菜で元気をもらっていました。お気に入りは山菜炊き込みご飯です。これから外に出て美味しいもの、楽しいものをどんどん発見できる日々が楽しみです。

地域おこし協力隊阿部さんの令和2年7月の活動写真未来研究学に参加している様子の画像
​▲着任初日から、白い森未来探究学に参加

6月

緑のふるさと協力隊に着任しました緑のふるさと協力隊 中原 凌

初めまして!第27期緑のふるさと協力隊の中原凌です。私は千葉県八千代市から参りました。2週間ほど外出を自粛しており、5月7日から協力隊の活動が始まりました!現在は綱木箱口に住んでいます。

4月に小国町に着いた時は千葉県よりも肌寒く感じました。周りを見渡すと自然に囲まれていて、自分の住んでいた地域では見る事の無い景色が広がっていました。驚いたのは「本当だったらこの時期はまだ雪が残ってる」と住民のかたが言っていたことです。

私は今まで農作業もやったことありませんし、雪国での生活も、1人暮らしも初めてです。不安な事もありますが、今は小国町での生活や色々な事が体験できると思い楽しみにしています!この1年間は小国町の農林業、伝統文化などを学んで行きたいです!まだ小国町に入ったばかりですが、皆さんと仲良くなりたいので色々な活動、イベントに誘ってください。街で見かけた際は是非、気軽にお声掛け下さい!

皆さんのお役に立てるよう頑張りますので、これからよろしくお願い致します。

緑のふるさと協力隊中原さんの令和2年6月の活動写真
​▲「ゲストハウスの手洗い場を製作中」

5月

熊狩り地域おこし協力隊  吉田 悠斗

狩猟免許を取得してから初めて鳥獣被害対策実施隊員に委嘱され、4月に熊狩りへ行ってきました。

今年は例年になく雪不足でしたが、山の上は思った以上に雪が残っていました。1日がかりで捜索しましたが、結果、熊に出会えず初日は終わりました。まだ寒く、冬眠している巣穴から出てこないのだと先輩方は言います。雪上の熊の足跡も、1頭しか見られませんでした。この日は私が住んでいる樽口集落の裏山を探索しましたが、熊がすぐ近くで生息していることを改めて実感しました。

私は人間も自然の一部という立場です。まもなく小国町に移住して2年が経ちますが、未だに熊も蛇も蜂も怖いです。ただ、自然を一方的に排除していくのではなく、いかに受け入れ共存していくのか、そこに人間が生きていく上での回復力や強靭さに繋がるものがあるのだと自分に言い聞かせています。

地域おこし協力隊吉田さんの令和2年5月の活動写真
​▲背景に飯豊連峰

4月

北部ん家(ほくぶんち)地域おこし協力隊  岩井 拓磨

毎週月曜日に旧あさひ保育園を開放し、地域サロンを開催しています。ご近所の皆さんが集まり、おいしいご馳走をつまみながら、お茶飲みを楽しんでいます。3月2日、3月9日には、わなげ大会を開催し、2日間で延べ32人に参加していただきました。輪投げなんて小さいころお祭りで遊んだぐらいでしか経験がなく、しかも競技用輪投げなんて小国に来てから知りました。実際にやってみると、わずかな微調整が必要で頭を使うし、汗もかく程よい運動にもなり、思っていた以上に奥深い競技なのがわかります。輪投げ大会ではあまりいい成績は出せませんでしたが、皆さん楽しんで頂けたようで良かったです。  輪投げ以外でも、卓球と将棋の経験はほとんどありませんでしたが地域のかたがたに教えて頂き、一緒に楽しんでいます!

地域おこし協力隊岩井さんの令和2年4月の活動写真
​▲真剣に次の一手を考え中

4月

甑(こしき)返し地域おこし協力隊  吉田 悠斗

引き続き(株)野澤酒造店でお手伝いをさせてもらっています。温度調節設備が整った通年で生産可能な酒蔵を除き、日本酒は1年の中でも冬の寒い時期にしか造れません。野澤酒造店では仕込みが11月から始まり、3月に終わりました。添付の写真は「甑返し」の様子です。甑とは釜の上に乗った米を蒸す道具ですが、甑返しとはすべての仕込み作業が終わることを意味します。仕込みが終われば甑も不要となりそれを返して洗うことからこう呼ばれているそうです。野澤酒造店では最後の仕込みが終わった後、酒の神様などに無事今年度も終えられたことを感謝する儀式を行いました。ここでの酒造りが創業から300年以上も続いてきたと思うと感慨深いものがあります。みんなの思いが詰まった酒がどのように出来上がるのか楽しみです。

地域おこし協力隊吉田さんの令和2年4月の活動写真
​▲甑に向かって手を合わせています。


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