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今日は疲れすぎて火加減を忘れて炊飯器を吹きこぼしました。若干硬いけど残さず食べます。ガスコンロは寒すぎると片方しか点かなくなることを最近知りました。料理は久しぶりに鶏そぼろを作って食べたいです。あれは冷蔵すると煮こごりができるので、熱々のご飯で溶かして食べるのが美味しいところです。
寒い朝は蛇口の周りに氷が張っていることがあります。さすがに結露や暖房代などは気にしなくなってきました。普段は近場でも車で移動していますが、たまに歩くとスピード感が全然違って、普段気が付かないことが多いんだなと感じます。近所の家の隣にいつのまにか同じ大きさの雪山ができていました。
そろそろご飯が蒸らし終わる頃です。
小国町での冬は不安からはじまったものの一瞬で驚きに変わりました。東北地方で育ちながらも雪には耐性のない私は、きれいにそびえたつ雪の壁に、ガタガタではない道路、その除雪技術に驚かされ、別格の雪国を体感しています。
先月、玉川小中学校から学校資料を取集してきた際、校舎内のある張り紙を目にしました。「ヘンクサの用心」という火の用心を真似た張り紙でした。地元のかたは知っているであろうカメムシの知識を取り上げていたユニークさや、小国ならではの注意書きに思わず写真を撮ってしまいました(笑)。
何度も訪れていたはずなのに今まで見落としていた出来事。小国町での生活に慣れてきたころ、日常に潜むちょっとした発見を逃さないようにしていきたいと改めて感じた日でした。
東部地区での雪国生活も2年目になりました。
昨年は大雪が降り、除雪に苦労していましたが、昨年の反省点を踏まえ、今年の除雪はスムーズにできています。それでも大雪が降った日には朝夕と除雪をしなければ自宅の中に入れず、雪国の生活に慣れるには、まだ時間がかかりそうです。除雪のことで言えば、先日、近所のかたに年末年始に帰省することを伝えたら、帰省している間は除雪を心配しないようにと近所のかたがたが除雪の手伝いに来てくれました。
お陰様で年末年始は千葉の実家でゆっくり過ごすことが出来ました。本当にありがとうございます
昨年も新型コロナの影響で活動面で上手くいかないこともありましたが、地域のかたがたの支えがあり挫けず、前に進むことが出来ました。
協力隊としての任期も残り1年、この1年は恩返しも含めた活動にしていきたいです。
(←整備の様子はこちらから)
あけましておめでとうございます!地域おこし協力隊の西村です。活動も3年目に突入しようとしています。今年もよろしくお願いします。
10月の出来事ですが、アスモ駐車場に妊婦さんや体の不自由なかたなどにご利用いただける「思いやり駐車場」を再整備しました。初めての作業で、わからないことばかり、手探りで進めていましたが、多くのかたからご協力を賜り、無事に完成しました!
当日は、途中雨に降られたり風で型が飛ばされたりと大変なこともありましたが、通りがかりの町民の皆さんに声をかけていただき、最後まで元気にやり遂げることができました。
ご協力いただいたかた、お声がけくださった皆さん、ありがとうございました。駐車場を見る度に高校生や町民の皆さんが思いやり駐車場について考えてくれると嬉しいなと思います。
小国高校のかたが整備の様子を動画にまとめてくれましたので、是非ご覧ください。
8月から、実家にあった父親のギターを(勝手に)持ち出して練習していますが、指の癖を治すことにとても苦労します。長年で染み付いた指の形は簡単に変わるモノではなく、弦が抑えられないので何度も反復して矯正していくしかありません。
これは刃物の研ぎ方に似ていると感じます。鉋(かんな)や鑿(のみ)を研ぐのも自分の癖や姿勢がそのまま刃物に伝わるようで、頭ではなく体に正しい姿勢を刷り込むように、ただひたすら研ぎ続けないと上達しないそうです。
刃物の切れ味には3つの段階がある気がしています。まず切れない刃物は爪の上をツルツル滑って触れても怖くないです。次に刃物を研ぐと鋭く爪に当てるとククと引っかかるようになります。ですが本当に切れる刃物は凄くて、触れると怖いです。親指の爪に当てると引っかからず滑るようですが切られてる実感があります。職人さんの鑿と自動鉋盤とい
う機械の刃はそうでした。
先日初めて切れる刃物が研げました。刃先に向かう傾斜は丸くまだ癖は取れませんが、木工館のカレンダーを切ってほくそ笑んでいます。
小国町の紅葉が素晴らしくて、少しでも秋 が長ければいいのになぁと感じています。
雪が降ってしまえば、行動に制限がでてき てしまうため、旧伊佐領小学校の資料館整備 は慌ただしく動いています。
さて、小国中学校敷地内の旧やまなみ寮と いう寄宿舎をご存じでしょうか。この建物に は資料が収蔵・保管されていました。老朽化 により取り壊しが決まり、資料を移設することとなりました。9月には多くのかたの協力を得て、移設作業が完了しました。
また、9月7日から9日には小国中学校のキャリアスタートウィークが行われ、中学生4人 が教育委員会の仕事を体験しました。資料館に保管される予定の本物の資料を用いて、普段行っ ている資料調査を一部体験してもらいました。この体験が将来、中学生が自分の興味関心を広 げるきっかけになってくれたら嬉しいです。
9月から山形県で推進されているやまがた木育プロジェクトに参加しています。やまがた木育とは平成30年に「やまがた木育推進方針」が策定され、子どもからお年寄のかたがたに「森 や自然の大切さ、自然との共生の文化の理解、暮らしの中に木を活かす」目的や、「一人ひとり が森と共に生きていることや、木を活かす暮らしの大切さを理解し、行動を起こすことができる人づくり」を目指す取り組みです。
10月上旬には リナワールドで子ども向けのシナの木ストラップ作 りでスタッフの補助をしました。子どもたちにはス トラップ作りの体験だけではなく、木への更なる興 味関心を深めるため、シナの木の特徴などをまとめた紙芝居の読み聞かせも行いました。小国町は県内でも森林率が高いので、町内でもこうした活動を広めていければと考えています。
伊佐領に行くと、踏切にある「とまれみよ」という看板がいつも目を惹きます。注意喚起が直球すぎて面白いのですが、今は列車が通らないので何か別のことを言っているようにも見えます。
普段、僕は木工館という場所にいますが、主な活動は掃除、自主制作、レーザー加工。10月からは小国町の来年3歳児になる子どもに贈る家具の製作が始まり、その手伝いをすることになります。掃除する場所は気が遠くなるほどあるし、木材を積み直さなきゃいけないし、終わったら道具棚を作る必要があります。ワークショップの内容を考えたいし、木ベラとコースターと木箱が必要で、周りのかたからの期待が大きいので木材乾燥機をいじってみないといけません。勉強することがいっぱいです。
ところで最近、木工館のショップカードを作ってみました。立体を触るのが好きで、同じ画面に何時間も縛られるのは嫌いなのですが、たまにやると楽しいものです。紙面の設計は絵を描きながらパズルを解くっていう不思議な表現ができるところが魅力だなぁと思います。
こんにちは、なんだか猛暑とか大雨とか、気候に振り回されるような夏で、驚いている西村です。先日、福井県の実家から特産品を送ってもらい、皆さんに振る舞う機会をもらいました。進学や就職で県外へ出た時に、福井県の認知度の低さに愕然としましたが、小国町の多くのかたから、「永平寺に行ったことがあるよ」という声をかけていただき、嬉しく感じます。
福井県には美味しいものがたくさんあって、町おこしに興味を持ったのも「地元を盛り上げたい」と思ったことがきっかけです。小国町に来て、小国町も大好きになったので、このような機会をいただけて光栄でした。当日は、おろし蕎麦や焼鯖寿司、日本酒等、福井の幸を紹介しながら、食べてもらって、福井にまつわるクイズ大会をしたりとても楽しかったです。
小国町にも、様々な地方出身のかたがいらっしゃるので、色々な地域のことを学び、それぞれの郷土料理を食べてみたいです。
日中はものすごく暑いのに夜はエアコンも要らないぐらい涼しく秋が近づいてきたなと感じています。 今年の夏は感染症対策や大雨の影響で町内のイベントが延期や中止になり、皆さんとの交流の機会が減って、とても残念でした。小国町に来て3年が経ちますが、未だに町内の夏祭りが開催されず、来年こそは参加してみたいです。
さて先月の最終日に北部地区にある祝瓶山に登ってきました。
登山は久々で体力が心配でしたが、山に慣れている友達のサポートもありお昼前には山頂へ到着することができました。頂上からは飯豊連峰が一望でき、ブナなどの紅葉樹が広がっていてとても綺麗でした。
山形県には「やまがた百名山」というものがあり、置賜地域には26山、小国町内に8山登録されています。協力隊の任期中に町内の8山を制覇したいと思います!
5月に着任してから約2カ月間、「白い森くらしの資料館」の民具整理を行っていました。5月の資料館内はとても寒かったのに、ここ最近はまるでサウナのようで、季節の移ろいを感じています。「白い森くらしの資料館」の民具整理は一通り完了して、新たに民具一覧表を作成しました。今後は、これを元に企画展で民具を展示する際や、イベント・講座といった教育普及活動で活用していく予定です。
他の協力隊員と違って、どんな活動をしているのかわかりにくいところがあると思います。私のことを知っていただくためにも、地域文化などを知るためにも、地域のかたがたと交流する機会を増やしていくことが今後の目標です!キャンプに魚釣り、流しそうめんに浴衣を着て花火をすることや縁側ですいかを食べるという夢…やりたいことがいっぱいな今年の夏です。
すっかり夏の雰囲気ですね。小国町の夏が好きなので、BBQや川遊び等をたくさん楽しみたいです。
5月中旬に千葉県で行われた、地域おこし協力隊研修に参加しました。コロナの影響で2年ぶりの開催でしたが、全国から100人を超える参加者が集まり、協力隊の在り方について学びました。グループワークで、それぞれの協力隊像についてとことん話し合ったことと、プレゼンを完成させた達成感が心に残っています。
3日間の研修を通して、たくさんのことを学びましたが、全国に仲間ができたことが一番の成果だと感じます。実際に、小国町物産展に遊びに来てくれたり、SNSでの発信に協力をしてもらったり、これからの活動に繋がる出会いがあり、とても嬉しいです。今後もこの繋がりを大切にしていきたいです。
これから暑い日が続きますが、皆様熱中症等にはくれぐれもお気をつけください。
今住んでいる北部のかたに「笹巻き」をいただきました。長野の地元ではあまり見かけないもので、山形市の大学に通っていた頃に初めて食べて以来で改めて不思議な食べ物だと思います。2枚の笹の葉でこんなに綺麗な三角形をどう作るのか気になって大家さんに尋ねると「ここらのじいちゃんばあちゃんはみんな作られる」とのこと。作りたい!と言うと2、3日後に五味沢でお世話になっているかたに、すぐ教えてもらえることになりました。笹を山から刈ってきてもち米を水につけて、そのお母さんの自己流だと言う巻き方を教えてもらいました。普通は笹の葉を2枚使うが、今回は1枚で巻く方法。巻いた葉にもち米を詰め、スゲという草の紐で縛って5つ1セットでまとめ、3時間煮ると完成します。巻き方詰め方はやっていくうち慣れるもので、肝心なのは紐の縛り方と煮方だと思いました。この2つを間違うとすぐ解けるし、べちゃっとした餅になったのが今回の失敗でした。餅にきな粉を付けながら考えました。「笹巻きはおやつみたいなものだから、1枚だと葉の量も米の量も少なく食べやすく作りやすいのがシンプルで良い…今度は2枚でもやってみたい。」
残雪も消え、暖かい日が続き夏の訪れを感じています。今年はわらび園をオープンする所が多く、昨年よりもわらび園の山焼きに参加させていただいています。
さて、3月に2年ぶりの東部地区と北部地区の(感染対策を取りながら)合同地域サロンを旧あさひ保育園で行いました。
東部地区のかたがたと、旧あさひ保育園に到着すると北部のかたがたがご馳走を用意して、74活動場所の旧伊佐領小学校前で土料理継承活動にも取り組む予定です。地域の皆様にはお世話になる場面があると思います。小国暮らしを楽しみたいので、ぜひ声をかけてください!未熟者ですが、精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。待っていてくれました。
久々に再会するかたも多くお話は尽きず充実した時間を過ごせました。午後からは、ペンタトニック・ハーモニカ倶楽部においでいただき、懐かしい曲を演奏していただき、みんなで歌いながら交流を深めました。 久々の合同地域サロンはとても楽しい時間になりました。北部ん家(北部地域サロン)の皆さん、事前準備からご馳走まで用意して頂き、ありがとうございました。次回は東部地区でお待ちしています!
合同サロンでの集合写真
はじめまして!地域おこし協力隊として、歴史民俗資料館整備運営部門を担当することになりました欠端彩乃です。岩手県盛岡市の出身で、今年の3月に山形市内の大学を卒業し小国町で生活することになりました。一度も小国町に来たことがなかった私は、初めて訪れた3月の想像以上の雪壁に圧倒されました。その一方で、トンネルを抜けて目に入ってきた雪山の輝きには心を奪われ、もっと小国町の魅力を発見していきたいと思いました。
卒業研究での経験から事業に加えて、小国町の郷土料理継承活動にも取り組む予定です。地域の皆様にはお世話になる場面があると思います。小国暮らしを楽しみたいので、ぜひ声をかけてください!未熟者ですが、精いっぱい頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。
活動場所の旧伊佐領小学校前で
はじめまして、この度北部地区の集落支援を担う地域おこし協力隊に就任した北風裕基です。長野県小布施町出身です。
山形の大学で木工やデザインの勉強をしていましたが、ご縁があって小国町に来ることになりました。初めて小国町に来たのは真夏の暑い頃で「ここは緑が目の前にある!こんなに近い!?」と感動したのを覚えています。次に訪れた時には、町は白い壁で覆われ、道は狭くうねり、不安を感じながら運転したのをよく覚えています。経験のない見たことのないことがいっぱいで、新しくできそうなことも沢山ある予感がしています。地域行事などの活動に加えて、木工館の利用や木製品の製作もしたいと思っています。まだまだ半人前ですが精一杯頑張ります!見かけたらぜひ声をかけてください。誘ってください。遊んでください。とても嬉しくなります。これからよろしくお願いします!
▲椎茸の菌打体験
この度3年間の地域おこし協力隊の任期を終え、小国町に定住することとなりました。
緑のふるさと協力隊から数えると、小国で4年間の経験をさせてもらいました。たくさんのかたがたにお世話になり、多くのことを教えてもらいました。
任期後については、新型コロナウイルス感染症の流行前までは、地元の和歌山に帰ることも考えていましたが、今まで通りに生活できなくなり、自分のこれからについて考える時間が多くなりました。その結果、4年間生活した場所から地元に帰ることがもったいなく感じるようになりました。和歌山に住んでいた時より人とのつながりが強く、自分の就職について相談すると、多くのかたが応援してくださり、自分はたくさんのかたに支えられていることを強く実感しました。人のやさしさ、これが私にとって小国の最大の魅力です。
本当に皆さんありがとうございました!4月からはクアーズテック株式会社に入社することとなりましたので、これからもどうかよろしくお願いいたします!
▲北部地区ワナゲ大会 3位獲りました!