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協力隊通信 欠端 彩乃

更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

令和7年度活動

4月

「3年間お世話になりました!」地域おこし協力隊 欠端 彩乃

念願だった雪の樽口峠を登りました

4月末をもって3年間の任期が終了します。
振り返ればあっという間の3年間でした。
隊員の変化もあり、いつの間にか女性隊員がいなくなってしまったときは心細かったです。でも、仲間として楽しく接してくれた隊員のおかげで、同じ目標を持ち、今後一緒に頑張っていきたいことを見つけることができました。
集落支援の協力隊ではなかったため、皆さんのお手伝いをする機会は少なく、直接的に地域の力になれているのか不安なときもありました。そんななか「広報読んだよ」などと声をかけてくださるかたもいて、「さらに頑張らないと」という日々の励みになっていました。
外部の人を抵抗なく受け入れ、仲間のように接してくださる雰囲気が3年間協力隊を続けることができた理由だと思います。
本当にありがとうございました。

令和6年度活動

11月

「おぐにふるさと文化館『百石』今年度の開館は11月16日までです」地域おこし協力隊 欠端 彩乃

展示室の様子

おぐにふるさと文化館「百石」がオープンして5カ月が経ちました。最近は、町外からの視察での利用や、イベントに組み込まれることが増え、少しずつ認知されていることを感じます。
「百石」がオープンしてからは企画展示の準備にも取り組んでいます。展示が完成するまでには、テーマ構成会議や資料の選定、クリーニング、調査、パネルやキャプションの制作、資料目録作成、その他アンケートやクイズの作成、関連講座の企画準備が行われます。
前回の企画展「おかえりおぐに保育園」では、元保育園職員のかたがたや、地域のかたの支援をいただき、展示とワークショップを行うことができました。
今年度は次回の企画展「民具と写真でふりかえる昭和のくらし」を最後に11月16日で閉館となります。
ぜひ、足をお運びください!

​6月

「『おぐにふるさと文化館 百石』オープンしました!」地域おこし協力隊 欠端 彩乃


文化館館内 文化館看板

​協力隊1年目から取り組んできた資料館整備は、2年目から本格的に動き、昨年のプレオープンを終え、3年目にグランドオープンを迎えました。
プレオープン時にいただいた様々なご意見を踏まえ、年明けから展示資料数の充実や、解説パネルの変更など、展示室としての雰囲気づくりを見直してきました。
時間の制約が苦しい時もありましたが、伊佐領地区のかたをはじめ多くのかたがたに支えられ、ここまで進めることができました。
毎週、木・金・土曜日の週3日、10時から16時まで開館しています。
また、7月13日㈯まで特別展示として旧伊佐領小学校が資料館に生まれ変わるまでの歩みを紹介しています。ぜひ、ご来館ください。

令和5年度活動

1月

「プレオープンへのご来場ありがとうございました!」 地域おこし協力隊 欠端 彩乃

資料館プレオープン 

朝晩町中が霧に包まれる光景から、そろそろ雪が降る頃だなぁと身が引き締まる2年目の冬を感じています。
最近、専門の協力隊であることに悩む時があります。
メンバーと話すなかで羨ましいと思うこともある一方、直接的に地域へ貢献できているのか不安になる場面があるからです。
当初の目的や想いを忘れずに活動したいと思ったこの頃です。
さて、資料館は約2週間のプレオープンを終えました。多くのかたに来場していただきました。
正解が見当たらないまま進めてきた1年間。一から考え、新しいことを学び形にすることの大変さ。
どのような反応をいただけるのかとても不安でしたが、前向きな感想を多数いただきとても励みになりました。
改めて、資料に込められた思いを繋ぐことへのやりがいを実感できました。
本オープンにむけて、さらに改善していきます!

7月

「活動2年目になりました」 地域おこし協力隊 欠端 彩乃

民具クリーニング作業風景

昨年5月に着任して1年が経ち、2度目の初夏の風景を見て当時のことを思い出すこの頃です。
さて、資料館整備の現在の状況は、収集した民具をクリーニングし収蔵庫に収める作業を中心に進めています。木製や蔓・藁製などはほこりを払って汚れをふき取り、金属類はサビを磨いて油を塗り保管しています。綺麗にするのも大切ですが、新品同様までにしすぎることなく状態をよくするくらいという加減を見極めるのが難しいところです。
旧伊佐領小学校で作業していると、お散歩で通りかかった地域のかたや館内清掃をしてくださっているかた、業者のかたにお会いし、興味を持って話しかけてくださるかたがたとの交流が増えてきました。今後、幅広いかたへ活動の様子などお伝えできるようInstagram(インスタグラム)にて随時情報発信していく予定です。

令和4年度活動

2月

「日常に目を凝らして」地域おこし協力隊 欠端 彩乃

ヘンクサ用心

小国町での冬は不安からはじまったものの一瞬で驚きに変わりました。東北地方で育ちながらも雪には耐性のない私は、きれいにそびえたつ雪の壁に、ガタガタではない道路、その除雪技術に驚かされ、別格の雪国を体感しています。
先月、玉川小中学校から学校資料を取集してきた際、校舎内のある張り紙を目にしました。「ヘンクサの用心」という火の用心を真似た張り紙でした。地元のかたは知っているであろうカメムシの知識を取り上げていたユニークさや、小国ならではの注意書きに思わず写真を撮ってしまいました(笑)。
何度も訪れていたはずなのに今まで見落としていた出来事。小国町での生活に慣れてきたころ、日常に潜むちょっとした発見を逃さないようにしていきたいと改めて感じた日でした。

11月

「冬を迎える前に」地域おこし協力隊 欠端 彩乃

キャリアスタートウィーク

小国町の紅葉が素晴らしくて、少しでも秋 が長ければいいのになぁと感じています。
雪が降ってしまえば、行動に制限がでてき てしまうため、旧伊佐領小学校の資料館整備 は慌ただしく動いています。
さて、小国中学校敷地内の旧やまなみ寮と いう寄宿舎をご存じでしょうか。この建物に は資料が収蔵・保管されていました。老朽化 により取り壊しが決まり、資料を移設することとなりました。9月には多くのかたの協力を得て、移設作業が完了しました。
また、9月7日から9日には小国中学校のキャリアスタートウィークが行われ、中学生4人 が教育委員会の仕事を体験しました。資料館に保管される予定の本物の資料を用いて、普段行っ ている資料調査を一部体験してもらいました。この体験が将来、中学生が自分の興味関心を広 げるきっかけになってくれたら嬉しいです。

8月

「一段落したあとは・・・」地域おこし協力隊 欠端 彩乃

活動の様子の写真

5月に着任してから約2カ月間、「白い森くらしの資料館」の民具整理を行っていました。5月の資料館内はとても寒かったのに、ここ最近はまるでサウナのようで、季節の移ろいを感じています。「白い森くらしの資料館」の民具整理は一通り完了して、新たに民具一覧表を作成しました。今後は、これを元に企画展で民具を展示する際や、イベント・講座といった教育普及活動で活用していく予定です。

他の協力隊員と違って、どんな活動をしているのかわかりにくいところがあると思います。私のことを知っていただくためにも、地域文化などを知るためにも、地域のかたがたと交流する機会を増やしていくことが今後の目標です!キャンプに魚釣り、流しそうめんに浴衣を着て花火をすることや縁側ですいかを食べるという夢…やりたいことがいっぱいな今年の夏です。

6月

「地域おこし協力隊になりました」地域おこし協力隊 欠端 彩乃

活動場所の旧伊佐領小学校前で
活動場所の旧伊佐領小学校前での写真

はじめまして!地域おこし協力隊として、歴史民俗資料館整備運営部門を担当することになりました欠端彩乃です。岩手県盛岡市の出身で、今年の3月に山形市内の大学を卒業し小国町で生活することになりました。一度も小国町に来たことがなかった私は、初めて訪れた3月の想像以上の雪壁に圧倒されました。その一方で、トンネルを抜けて目に入ってきた雪山の輝きには心を奪われ、もっと小国町の魅力を発見していきたいと思いました。

卒業研究での経験から事業に加えて、小国町の郷土料理継承活動にも取り組む予定です。地域の皆様にはお世話になる場面があると思います。小国暮らしを楽しみたいので、ぜひ声をかけてください!未熟者ですが、精いっぱい頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。


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