○小国町職員標準職務遂行能力を定める規程
平成31年3月19日
訓令第3号
(趣旨)
第1条 この規程は、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第15条の2第1項第5号の規定に基づき、職制上の段階の標準的な職の職務を遂行する上で発揮することが求められる能力として標準職務遂行能力を定めるものとする。
附則
この規程は、平成31年4月1日から施行する。
別表第1(第2条関係)
職務の種類 | 職制上の段階 | 標準的な職 |
1 一般職の職員の職務 | 課長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 課長 |
室長、課長補佐又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 室長 | |
主査、係長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 係長 | |
主任又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 主任 | |
主事、主事補又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 係員 | |
2 医師の職務 | 院長の属する職制上の段階 | 院長 |
副院長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 副院長 | |
診療部長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 診療部長 | |
医師、歯科医師の属する職制上の段階 | 医師 | |
3 医療技術者の職務 | 医療技術部長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 医療技術部長 |
診療医療技術係長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 医療技術係長 | |
主任薬剤師、主任医療技術職、薬剤師、医療技術職又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 医療技術者 | |
4 看護師の職務 | 看護部長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 看護部長 |
副看護部長、室長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 看護副部長 | |
看護師長又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 看護師長 | |
主任看護師又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 主任看護師 | |
看護師又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 看護師 | |
准看護師の属する職制上の段階 | 准看護師 | |
5 福祉職の職務 | 介護係長の属する職制上の段階 | 介護係長 |
主任介護員の属する職制上の段階 | 主任介護員 | |
介護員の属する職制上の段階 | 介護員 | |
6 技能職員の職務 | 運転長、主任運転手、主任調理師、運転手、調理師又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 技術職員 |
用務員、調理員又はこれに相当する職の属する職制上の段階 | 技能職員 |
別表第2(第3条関係)
(一般職)
標準的な職 | 標準職務遂行能力 | |
課長 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、高い倫理観を有し、課の課題に責任を持って取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に職務を遂行することができる。 |
2 構想 | 所管行政を取り巻く状況を的確に把握し、町民の視点に立って、行政課題に対応するための方針を示すことができる | |
3 判断 | 課の責任者として、適切な判断を行うことができる。 | |
4 説明・調整 | 所管行政について適切な説明を行うとともに、組織方針の実現に向け、関係者と調整を行い、合意を形成することができる。 | |
5 業務運営 | コスト意識を持って効率的に業務を進めることができる。 | |
6 組織統率・人材育成 | 適切に業務を配分した上、進捗管理及び的確な指示を行い、成果を上げるとともに、部下の指導・育成を行うことができる。 | |
課長補佐 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、担当業務の課題に責任を持って取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に職務を遂行することができる。 |
2 企画・立案 | 組織方針に基づき、行政ニーズを踏まえ、課題を的確に把握し、施策の企画・立案を行うことができる。 | |
3 判断 | 担当業務の責任者として、適切な判断を行うことができる。 | |
4 説明・調整 | 担当する事案について適切な説明を行うとともに、関係者と調整を行い、合意を形成することができる。 | |
5 業務運営 | コスト意識を持って効率的に業務を進めることができる。 | |
6 組織統率・人材育成 | 適切に業務を配分した上、進捗管理及び的確な指示を行い、成果を上げるとともに、部下の指導・育成を行うことができる。 | |
係長 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、担当業務の第一線において責任を持って課題に取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に職務を遂行することができる。 |
2 企画・立案、事務事業の実施 | 組織や上司の方針に基づいて、施策の企画・立案や事務事業の実施の中核を担うことができる。 | |
3 判断 | 自ら処理すべき事案について、適切な判断を行うことができる。 | |
4 説明・調整 | 担当する事案について論理的な説明を行うとともに、関係者と粘り強く調整を行うことができる。 | |
5 業務遂行 | 段取りや手順を整え、効率的に業務を進めることができる。 | |
6 部下の育成・活用 | 部下の指導、育成及び活用を行うことができる。 | |
主任 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、責任を持って業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に職務を遂行することができる。 |
2 課題対応 | 担当業務に必要な専門的知識・技術を習得し、問題点を的確に把握し、課題に対応することができる | |
3 協調性 | 上司・部下等と協力的な関係を構築することができる。 | |
4 説明 | 担当する事案についてわかりやすい説明を行うことができる。 | |
5 業務遂行 | 計画的に業務を進め、担当業務全体のチェックを行い、確実に業務を遂行することができる。 | |
係員 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、責任を持って業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術 | 業務に必要な知識・技術を習得することができる。 | |
3 コミュニケーション | 上司・同僚等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとることができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に業務に取り組むことができる。 |
(医師)
院長 | 1 倫理 | 医師としての責任を自覚しつつ、高い倫理観を有し、病院の課題に責任を持って取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 構想 | 町の方針に基づき、業務に対するニーズを踏まえ、業務運営の方針を示すことができる。 | |
3 知識・技術・診療 | 高度な医学的知識・技術及び豊富な経験に基づき、適切な診療を行うことができる。 | |
4 判断 | 病院の責任者として、適切な判断を行うことができる。 | |
5 調整 | 円滑に診療業務を遂行できるよう関係者と調整を行い、合意を形成することができる。 | |
6 組織統制 | 医療業務の運営に関し、的確な指示を行い、成果を挙げるとともに、部下の指導。育成を行うことができる。 | |
副院長 | 1 倫理 | 医師としての責任を自覚しつつ、所管する業務の課題に責任を持って取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術・診療 | 高度な医学的知識・技術及び経験に基づき、適切な診療を行うことができる。 | |
3 判断 | 所管する事案について、適切な判断を行うことができる。 | |
4 調整 | 円滑に診療業務を遂行できるよう、関係者と調整を行い、合意を形成することができる。 | |
5 組織統制・人材育成 | 適切に業務を配分した上、業務の実施状況を管理し、成果を挙げるとともに、部下の指導・育成を行うことができる。 | |
診療部長 | 1 倫理 | 医師としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術・診療 | 医学的知識・技術及び経験に基づき、適切な診療を行うことができる。 | |
3 信頼関係の構築 | 上司・部下・関係部署等との信頼関係を構築することができる。 | |
4 患者等への説明・指導 | 患者やその家族等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとり、分かりやすい説明・指導を行うことができる。 | |
5 部下の育成・活用 | 部下の指導、育成及び活用を行うことができる。 | |
医師 | 1 倫理 | 医師としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術・診療 | 医学的知識・技術に基づき、適切な診療を行うことができる。 | |
3 協調性 | 上司・同僚等との協力的な関係を構築することができる。 | |
4 患者等への説明・指導 | 患者やその家族等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとり、分かりやすい説明・指導を行うことができる。 |
(医療技術職)
医療技術部長 | 1 倫理 | 医療技術者としての責任を自覚しつつ、所管する業務の課題に責任を持って取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 構想 | 病院を取り巻く状況を的確に把握し、町民の視点に立って、課題に対応するための方針を示すことができる。 | |
3 判断 | 医療技術部門の責任者として、適切な判断を行うことができる。 | |
4 説明・調整 | 医療技術部門について適切な説明を行うとともに、関係者と調整を行い、合意を形成することができる。 | |
5 業務運営 | コスト意識を持って効率的に業務を進めることができる。 | |
6 組織統率・人材育成 | 適切に業務を配分した上、進捗管理及び的確な指示を行い、成果を上げるとともに、部下の指導・育成を行うことができる。 | |
医療技術係長 | 1 倫理 | 医療技術者としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術 | 医学的知識・技術及び経験に基づき、適切に業務を行うことができる。 | |
3 協調性 | 上司・部下等と協力的な関係を構築することができる。 | |
4 業務管理 | 計画的に業務を進め、担当業務全体のチェックを行い、確実に業務を遂行することができる。 | |
医療技術者 | 1 倫理 | 医療技術者としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術 | 医学的知識・技術に基づき、適切に業務を行うことができる。 | |
3 コミュニケーション | 上司・同僚、患者・家族等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとることができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に業務に取り組むことができる。 |
(看護師)
看護部長 | 1 倫理 | 看護師としての責任を自覚しつつ、所管する業務の課題に責任を持って取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 構想 | 病院を取り巻く状況を的確に把握し、町民の視点に立って、課題に対応するための方針を示すことができる。 | |
3 判断 | 看護部門の責任者として、適切な判断を行うことができる。 | |
4 説明・調整 | 所管行政について適切な説明を行うとともに、関係者と調整を行い、合意を形成することができる。 | |
5 業務運営 | コスト意識を持って効率的に業務を進めることができる。 | |
6 組織統率・人材育成 | 適切に業務を配分した上、進捗管理及び的確な指示を行い、成果を上げるとともに、部下の指導・育成を行うことができる。 | |
看護副部長 | 1 倫理 | 看護師としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 企画・立案 | 行政ニーズを踏まえ、課題を的確に把握し、施策の企画・立案を行うことができる。 | |
3 判断 | 担当業務の責任者として、適切な判断を行うことができる。 | |
4 説明・調整 | 担当する事案について適切な説明を行うとともに、関係者と調整を行い、合意を形成することができる。 | |
5 業務運営 | コスト意識を持って効率的に業務を進めることができる。 | |
看護師長 | 1 倫理 | 看護師としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術 | 医学的知識・技術及び経験に基づき、適切な看護を行うことができる。 | |
3 協調性 | 上司・部下、他部門の医療スタッフ等と協力的な関係を構築することができる。 | |
4 業務管理 | 計画的に業務を進め、担当業務全体のチェックを行い、確実に業務を遂行することができる。 | |
主任看護師 | 1 倫理 | 看護師としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術 | 医学的知識・技術及び経験に基づき、適切な看護を行うことができる。 | |
3 協調性 | 上司・部下、他部門の医療スタッフと協力的な関係を構築することができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に看護に取り組むことができる。 | |
看護師 | 1 倫理 | 看護師としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術 | 医学的知識・技術に基づき、適切な看護を行うことができる。 | |
3 コミュニケーション | 上司・同僚、患者・家族等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとることができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に看護に取り組むことができる。 | |
准看護師 | 1 倫理 | 准看護師としての責任を自覚しつつ、業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、全体の奉仕者として公正に職務を遂行することができる。 |
2 知識・技術 | 准看護師として必要な医学的知識・技術に基づき、適切な看護を行うことができる。 | |
3 コミュニケーション | 上司・同僚、患者・家族等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとることができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に看護に取り組むことができる。 |
(介護員)
介護係長 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、責任を持って業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に業務を遂行することができる。 |
2 知識・技能・業務遂行 | 高度な専門的知識・技術を習得し、問題点を的確に把握し、課題に対応することができる。 | |
3 協調性 | 上司・部下、他部門のスタッフ等と協力的な関係を構築することができる。 | |
4 業務管理 | 計画的に業務を進め、担当業務全体のチェックを行い、確実に業務を遂行することができる。 | |
主任介護員 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、責任を持って業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に業務を遂行することができる。 |
2 知識・技能・業務遂行 | 専門的知識・技術、経験に基づき、適切な介護を行うことができる。 | |
3 コミュニケーション | 上司・同僚、利用者・家族等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとることができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に介護に取り組むことができる。 | |
介護員 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、責任を持って業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に業務を遂行することができる。 |
2 知識・技能 | 専門的知識・技術に基づき、適切な介護を行うことができる。 | |
3 コミュニケーション | 上司・同僚、利用者・家族等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとることができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に介護に取り組むことができる。 |
(技能労務職)
技術職員 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、責任を持って業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に業務を遂行することができる。 |
2 知識・技能・業務遂行 | 担当業務に必要な専門的知識・技術に基づき、業務を遂行することができる。 | |
3 コミュニケーション | 上司・同僚等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとることができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に業務に取り組むことができる。 | |
技能職員 | 1 倫理 | 全体の奉仕者として、責任を持って業務に取り組むとともに、服務規律を遵守し、公正に業務を遂行することができる。 |
2 知識・技能 | 業務に必要な知識・技術を習得することができる。 | |
3 コミュニケーション | 上司・同僚等と円滑かつ適切なコミュニケーションをとることができる。 | |
4 業務遂行 | 意欲的に業務に取り組むことができる。 |