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山形県小国町

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トップ最新の体験レポート感想など

私たちの「白い森体験」


新潟大学大学院1年 五十嵐利輝 


1日目(7月31日):開講式・小国町役場見学など

まず小国町役場に着いて驚いたことは、「役場が役場らしくない」ということでした。建物自体もさることながら、外部や庁舎内に彫刻や絵画が数多く飾ってあり、町役場というより文化ホールや美術館のような印象を受けました。このような庁舎は珍しく、非常に新鮮でした。さらに、小国町の歴史の重みも感じました。開講式を行った庁議室には、歴代町長の写真が飾ってありました。町長・副町長からの話と合わせて、小国町の歩んできた歴史を実感し、身が引き締まる思いがしました。
 夜は地域おこし協力隊の方のお宅にお邪魔し、泊めていただくと同時に、地域のエアロビ教室に参加しました。エアロビ初体験で、かつ、日ごろ運動と縁のない私は、先生の動きを真似るだけで精いっぱいでした。しかし、「一番の若造なのだから、へばっていてはみっともない!」との強い思い(?)を持って最後まで頑張りました。
 この日の交流を通じて、地域おこし協力隊のような行動力やガッツのある地域外の人材を受け入れていくことは、地域に刺激を与え、新たな化学反応・新たなまちづくりを促すきっかけになると実感しました。未知の地域に自ら飛び込み活動することは勇気のいることだと思いますし、苦労も多いことでしょう。しかし、こうした外部の人材こそが、小国町の未来を創造するために不可欠です。協力隊方々の志が無駄ならないように、行政や住民も協力隊と手を携えて、一緒になってまちづくりに取り組んでいくことが何より求められています。協力隊の皆様のますますのご活躍をお祈り申し上げる次第です。



2日目(8月1日):小国町巡り

2日目は初級職員の方々と一緒に小国町の各所をめぐり、小国町の施設・歴史・文化・風土などを勉強しました。この日に訪れた場所は、おぐに開発総合センター・横川ダムきてくろ館・電興社寮・古田歌舞伎伝承館・金目そばの館・旧小玉川小中学校・飯豊山荘(温身平)・樽口峠・樽口観光わらび園でした。各スポットでは初級職員の方々が、そのスポットについてプレゼンテーションをしてくださいました。行く先々で様々なことが分かり、知的好奇心が刺激されっぱなしの1日でした。未来を見据えながら、地域資源を活用し、住民とともにまちづくりに果敢に挑んできた小国町の歴史は、多くの示唆に溢れていました。行政学の論文のモチーフになり得るエピソードがいくつもあるように感じました。2日目の巡検では、様々な現地に足を運ぶことで、小国町のことを自らの五感で体験できました。
 さらに、この日の夜は役場の皆様が交流会を開いてくださいました。美味しいお肉をおなか一杯ごちそうになりました。食事を楽しむだけでなく職員の方々ともざっくばらんに交流をすることができ、非常に楽しい一夜となりました。










3日目(8月2日):サマーキャンプ引率・補助

3日目は小学生が参加するサマーキャンプへ引率・補助要員として同行しました。この日は、天候に恵まれ、参加した子どもたちにとっても、インターン生の私にとっても、小国町の自然を存分に満喫できる日となりました。子どもたちと一緒にカレーを食べたり、流しそうめんをしたり、温泉に入ったりできて、楽しい1日を過ごすことができました。サマーキャンプのような自然の中の体験は、子どもたちにとって普段の生活では学べない貴重な経験になると同時に、小国町の自然を身近に感じられる格好の機会になっているでしょう。



4日目(8月3日):小国町立病院事務部・総務企画課白い森ブランド戦略室

4日目は各部署での業務体験でした。私はまず、小国町立病院へ行きました。丁寧かつ詳細な資料・説明をご用意いただき、小国町立病院や病院を取り巻く状況がよく分かりました。院内を見学する時間も用意していただいたので、より理解が深まりました。見学中は多様な医療職の方と気さくにお話ができ、病院のことや地域医療のことをよりリアルに実感できました。普段入ることのできない場所にも案内していただき、全てが興味深く、感心しっぱなしの半日でした。今月末にちょうど私は新潟大学医歯学総合病院でのインターンシップを控えています。町立病院で学んだことを踏まえ、比較をしながら、医療について見識を深めたいと思っています。
  次に私は白い森ブランド戦略室にお邪魔しました。ちょうど戦略室は、防衛省から「白い森みらい創生監」を迎え、新たな体制でプロジェクトに乗り出そうとしているところでした。私は、ブランド戦略に関わるワークショップのまとめ・発信作業のお手伝いをしました。ワークショップの意見の中で私が重要だと思ったのは、「小国町の人は小国のことを知らない」という指摘でした。地域を盛り上げたり、地域の魅力を外部の人に知ってもらったりしようとしても、地域住民自身が地域のことを理解し、愛していなければ元も子もありません。真のブランド化・魅力発信は、地域住民自身が地域の良さ(場合によっては悪さも)を知ることから始めなければなりません。このことは、何事においても重要で、意識しておかなければならないことであると感じました。今後とも「白い森ブランド」の動向を注視していきます。










終わりに:インターンシップ全体の感想等

本インターンシップを終えての感想は、「こんなにアットホームで密度の濃いインターンシップは他にない」ということに尽きます。お世話になった皆様は私を温かく受け入れてくれ、多方面からおもてなしをしていただきました。実習にあたっては、宿泊施設のことやごはんのことなど細かな点まで配慮をいただきました。ありがたいことに、ランチをごちそうしていただいたこともありました。職員の方々はどんな質問や要望にも懇切丁寧に答えてくださいました。感謝してもしきれません。さらに、初日に町長・副町長から直々にお言葉をいただけたことや、2日目に職員の皆様が交流会を催してくださったことも嬉しかったです。また、地域おこし協力隊の方のお宅に泊めていただき、地域のエアロビ教室に参加するという珍しく印象的な体験をすることもできました。サマーキャンプで子どもたちとともにテント設営に悪戦苦闘したことも良い思い出(?)です。こうしたプログラムは他のインターンシップでは経験できない、小国町だからこそできる内容であると感じました。関係各位の心温まる配慮のおかげで、私が当初抱いていた「よそ者であることの不安」もあっという間に解消されていきました。
 この5日間の様々な体験を通じて、私は小国町の一端を知ることができました。雄大で趣深い自然に癒され、美味しい食べ物に舌鼓を打ち、小国町の歴史に思いを馳せ、お世話になった方々の優しさが身に染みた5日間のインターンシップでした。しかし、この5日間で見聞きした小国町の姿・知識は氷山の一角に過ぎないでしょう。小国町を巡検する過程で、私は「小国町のことをもっと知りたい!」・「小国町をもっと満喫したい!」という思いを強くしました。なので、冬のプログラムも含めて小国町を再訪問し、小国町のことをさらに知りたいと考えています。
  このインターンシップを通じて、小国町との縁を育めたような気がします。せっかくできた小国町との縁をこれからも大切にしてきたいです。







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