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山形県小国町

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小国町の文化財紹介 


菅原神社の男神像(すがわらじんじゃのだんしんぞう)
 

名  称 菅原神社の男神像(すがわらじんじゃのだんしんぞう)
指定区分  小国町指定文化財(彫刻第8号)
指定年月日  昭和58年3月31日
所 在 地  小国町大字越中里 菅原神社
所 有 者
(管理者)
 小国町大字越中里公民館
寸  法  像高45.5cm 像幅20.5cm
概  要  県道五味沢小国線の中ごろ、栃倉を過ぎ、荒川に架かる橋を渡ると間もなく越中里である。
 町指定文化財「菅原神社の男神像」は、この集落の南方、宮の平の小丘に建つ天満大自在天神菅原神社(通称天神様)に祀られている。
 この神社は、菅原道真公を祭神とし、学業成就や天下泰平・氏子安全を願い地元はもとより近隣の村人にも尊信されてきた由緒ある神社である。かつて縁日には、飴やお菓子等を売る店も出て賑わったという。
   男神像の由来は、地元旧家に残されている古文書・菅原神社由緒書によると、概略は次のようなものである。
 「男神像は上杉氏の氏神として尊信されてきたもので、慶長の御国替えの際、持参した神像をこの地で紛失してしまい、景勝の家臣足立次右エ門は八方手を尽くして捜したところ、蕗の葉の下より見つかったので以後”蕗の葉天神”と呼ばれるようになった。景勝は、この地に神意があるとして、次右エ門に命じ社殿を建立し家臣を留め置き祭官とした。神像は其の後当村の氏神として祀られ、祭官をつとめたこの家は、代々神主として受け継がれてきた」というものである。
  ところで、”蕗の葉天神”とよばれるこの神社には順徳上皇にちなんだ伝説がある。それは、「観音様と天神様を信仰されていた上皇は、佐渡からお供のものに二つの御神体を持たせてお出になられたが、いずれも小国で紛失された。その一つが長田の観世音であり、もう一つが越中里の”蕗の葉天神”である」と言う話である。
 神像の高さは45.5cm、像幅は20.5cmで、両手差し込み式一木造りの座像である。装束は直垂(ひたたれ)に烏帽子姿で、製作年代は南北朝時代頃とみられている。
 残念なことに差し込まれた両手は失われており、像全体の損耗も進み、眉や眼等の面相はかすかに面影をとどめるだけとなっている。
 しかし、神像の所在は県下でも希であり、小国にあることは貴重である。
 

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